2022年1月 今月の顔 宍戸 真 教授

2022年1月号から今月の顔 国際センター長 宍戸真教授をご紹介します

世界に羽ばたく技術者を!

~国籍を問わず、本学に集う学生や教職員が技術で世界に貢献できるようサポート~

システムデザイン工学部 英語系列
国際センター長
宍戸 真 教授

University of the Pacific 大学院修士課程修了。国際基督教大学大学院教育学研究科博士後期課程満期退学。東北大学大学院情報科学研究科博士(学術)取得。日本獣医生命科学大学、順天堂大学医学部を経て、 2012年 本学情報環境学部教授、2017年システムデザイン工学部教授。2018年より国際センター長。
日本の大学の授業で初めてAI 英会話ツールを導入するなど、実践的な対話型の英語スピーキングに重点を置いた学習を促進。

フェアモント州立大のマーチン学長(中央)、ハーヴィー副学長(左)とともに

グローバルな視点を持つ学生の育成

国際センターは、本学の教育・研究活動の一層の国際化を図ることを目的として2009年11月に設置されました。本学の中長期計画にある「グローバルな視点を持つ学生の育成を目指す」ことや2016年度以降のグローバル戦略を念頭に、「日本人学生の海外留学、海外派遣数の拡大」、「外国人留学生の質の向上」、「教職員の英語能力の向上」を目標として活動を行っています。今後、新型コロナウイルス感染症の収束時期を見据えながら、グローバル戦略の達成をめざし、経済的な支援策に関しても見直しを行っております。私は、2018年4月から国際センター長に就任し、現在まで2期4年にわたり本学の研究、教育における国際交流をますます活発化するため、業務に携わってきました。

コロナ禍での国際交流

2020年3月までのコロナ禍以前は、海外の協定校の訪問、交流関係の強化、さらなる協定校の拡大をめざし、海外の大学を訪問しておりました。2019年度には、新たな協定校として英国ノーザンプトン大学と学術協定を締結しました。また、神山治貴海外留学派遣奨学金の受給学生5名をアメリカの協定校に送り出し、夏季・春季の海外短期研修には100名を超える学生が参加しました。

カリフォルニア州立大学ロングビーチ校訪問

2020年4月以降は、海外渡航が制限され、現地を直接訪問できないため、コロナ禍における国際交流を模索し、オンラインでの交流を中心に語学研修、学生間の交流を行っています。語学研修をオンラインで実施するほかに、協定校の学生との英語・日本語のランゲージエクスチェンジを目的とした交流会、英語でのプレゼンテーション練習、入国制限のため来日できない新入生を対象としたオンラインでの日本語指導などを行っております。学生募集に関しても、オンラインで中国向けの大学紹介を行いました。
今後のコロナウイルス感染症の収束を見据え、日本人学生の海外留学、海外派遣数の拡大という目標を達成するため、さらに多くの学生を海外に送り出す方策を考えていきたいと思います。

来日できない留学生のためのオンライン日本語指導

学生の皆様へ

将来Global Engineerとして世界を舞台に活躍することをめざし、学生時代に一度は海外へ行きましょう。英語が得意でなくても、様々なコミュニケーション手段を駆使して、異文化体験を楽しんでください。

中国向けのオンライン大学説明会

学園広報誌「TDU Agora」Vol.49(2022年1月号) 今月の顔より転載

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