東京電機大学の7つのこと東京電機大学の7つのこと

電大女子の大学生活に迫る!

理系の女子大学生や、研究者、企業で働く女性社員たちが“リケジョ”として注目を集めています。その理由は女子の理系学生や研究者数が相対的に少なく、研究でも開発でも女性ならではの視点や考え方を活かして活躍しているからです。

このページでは、東京電機大学に在籍する女子学生の活躍の一部をご紹介します。

※掲載内容は取材当時

学生生活は?

東京電機大学の女子学生は、勉学、クラブ&サークル、課外活動、アルバイトなど全力で取り組みながら、充実した毎日を送っています。夢の実現を目指して走り続ける、4名のガールズライフをご紹介します。

  • K.R.さん写真

    デザインにプログラミングや音響
    幅広い学びが可能な環境で周囲からよい刺激をもらっています

    K.R.さん

    システムデザイン工学部
    デザイン工学科 2年
    茨城県/県立土浦第三高校 出身

    Q.DENDAIの魅力は?

    きれいな校舎で机にコンセント付きと設備が充実し、駅から近い点も魅力。ルーフガーデンから見える景色に心癒やされます。デザイン工学科ではデザインだけでなくプログラミングや音響なども学習でき、さまざまな素養が身につきます。

    Q.将来の夢と学びについて

    入学時はおもちゃのデザイナーを目指していましたが、名刺をつくる授業で文字の配置やフォントを考える楽しさに目覚め、今はグラフィックデザインの仕事に就きたいと考えています。専門性を持った優秀な人が多く、刺激を受ける毎日です。

    私のマストアイテム


    入学祝いに両親に買ってもらった大好きなクマのトートバッグ

    クマがモチーフのトートバッグ。リュックサックしか持っていませんでしたが、両親が「トートバッグの方が大学生っぽいんじゃない」と買ってくれました。いろいろな服に合うので毎日使っています。

  • H.A.さん写真

    意欲の高い学生に囲まれて刺激的な日々を送っています

    E.M.さん

    工学部 応用化学科 2年
    千葉県/県立幕張総合高校 出身

    Q.DENDAIの魅力は?

    学びに対する意欲が高い学生が多く、友人と協力しながら課題に取り組んで学びを深めるなど、刺激のある学生生活を送っています。わからないことがあれば、すぐに先生に質問したり、学習サポートセンターに相談したりできるので、しっかり授業についていくことができました。

    Q.印象に残っている授業は?

    「有機化学実験」や「化学工学実験」などの実験系の授業に楽しみながら取り組みました。毎回10ページ以上のレポートの提出が求められ、内容が不十分だと何度も書き直すことになります。大変でしたが、正しいレポートの書き方を身につけることができました。

    私のマストアイテム


    友人からプレゼントされたポーチは大切な宝物

    誕生日に友人から贈られたポーチは、マニキュアやフレグランスなどを入れて大切に使っています。花をモチーフにしたチャームもお気に入りのポイントです。

  • O.M.さん写真

    設計の課題は大変ですが完成した時の喜びは格別です

    O.M.さん

    未来科学部 建築学科 3年
    埼玉県/県立豊岡高校 出身

    Q.DENDAIの魅力は?

    キャンパスが駅から近く、通学しやすいところが魅力的でした。グループワークが多く、ほかの学生と協力しながら学ぶことで仲を深めることができましたし、コミュニケーション能力も養えました。遅い時間までキャンパスが開いているので、存分に設計に没頭することもできます。

    Q.印象に残っている授業は?

    「建築設計製図」では、毎学期、さまざまなテーマで設計を行います。課題が多く大変でしたが、製図室にこもって友人と励まし合いながら図面と模型を製作。完成した時の達成感は格別でした。自分の作品について2分間で発表するのですが、講評に選ばれた時はうれしかったです。

    私のマストアイテム


    いつも持ち歩いている折りたたみの日傘

    普段から持ち歩いていて、日差しが気になる時は必ず使う折りたたみ式の日傘。ピンクのカラーリングや周りについたフリル、バンブーの持ち手など、すべてがかわいいんです。

  • S.K.さん写真

    先生も先輩もフランクな校風
    自然豊かなキャンパスは研究に打ち込むのに最高の場所です

    S.K.さん

    理工学部 電子工学系 3年
    宮城県/仙台白百合学園高校 出身

    Q.DENDAIの魅力は?

    幼少期からレゴやペーパークラフトが大好きで、橋の設計士である母の影響から私も技術者になりたいと思い、電大へ。電大は技術者育成に強く、製作や実験が多い点が魅力。自然豊かなキャンパスで、のびのびと勉学に励む日々です。

    Q. 将来の夢と学びについて

    先生や先輩がどんな相談にも親身にのってくださり、専門的で難しい勉強も苦ではありません。今は人工心臓の研究をしており、その面白さから大学院進学を決めました。専門知識を身につけ、第一線で活躍する技術者を目指します。

    私のマストアイテム


    コミュニケーションのきっかけになるダンボのペンケース

    大学2年次の夏にディズニーランドで購入。「これ何?かわいいね」と話題になり、初対面の相手でもすぐにコミュニケーションが取れて、グループワークがうまくいくこともあります。

Pick Up電大女子

  • 人のクリエイティビティを解き放つAIだからこそ何をつくるか、何のためにつくるかにこだわる

    W.Y.さん写真

    W.Y.さん

    システムデザイン工学研究科 
    情報システム工学専攻 
    マルチメディアコンピューティング研究室
    千葉県 /県立松戸六実高校出身

    「ないものは、つくるしかない」がAI研究のスタート

    私の研究は、AIの機械学習で線画のデジタルイラストから肌や髪のパーツを識別し、レイヤー分けするツールの開発です。

    きっかけは、既存のAI自動着色ツールを見て、私なら単純作業のレイヤー分けだけ自動化して、着色は自由に描けるツールがほしいと思ったから。「ないものは、つくるしかない」と、本格的にAI研究を始めました。

    実用化されると、イラストレーターの作業時間を減らすことができます。苦労したのは、AIに学習させる画像の準備。300枚のデータをこつこつ作成し、学習させては補正する作業を繰り返しました。

    AI×クリエイティブが評価され情報処理学会全国大会優秀賞受賞

    この研究を情報処理学会第81回全国大会で発表し、大会優秀賞を受賞しました。

    AIの技術革新が進む中で、クリエイティブコンテンツ制作支援という注目分野だったことが評価された理由だと思います。人の想いやイマジネーションを実現する道具(ツール)として、AI活用の場は今後ますます広がるでしょう。

    だからこそ、何をするか、何のためにつくるかが重要です。AIに興味があるなら、まず何をしたいか考えてみてください。つくりたいもののためなら必要な勉強もできるし、大変な作業も乗り越えられる。私はAIを扱ううえで、常にクリエイターでありたいと思っています。

  • 学生の企画・設計による学生食堂リニューアル・プロジェクト
    『Komorebi(埼玉鳩山キャンパス)

    S.Y.さん写真

    S.Y.さん

    理工学部 建築・都市環境学系 4年
    埼玉県 / 栄東高校 出身

    学生による43の設計案から、最優秀案を選定!

    提案から実行まで学生が主体的に関わり、真の学生食堂を実現



    埼玉鳩山キャンパスでは、学生食堂「樹海」のリニューアル・プロジェクトを実施。理工学部建築・都市環境学系の2年次生から大学院生共通の設計課題として提出された43の設計案から、3年次(当時)の佐藤優さんと狩野夏菜さんによる「Komorebi」が最優秀案に選定されました。

    その後、有志学生スタッフによる協働設計体制で改修工事が進行し、2020年3月に完成を迎えました。



    豊かな自然環境を意識し、食堂を大樹そのものにしようと設計を進めました。天井にランダムに取り付けた六角錐で大樹の下にいるイメージを表現するなど、アイデアをかたちにする喜びを実感しました。“木漏れ陽”に包まれて、ぜひゆったりと過ごしてください。

  • アメリカ遠征! 惑星探査機コンテストに参加
    『TDU Space Project』

    S.Y.さん写真

    O.H.さん

    理工学部 機械工学系 1年
    埼玉県 / さいたま市立浦和高校 出身

    国際大会「ARLISS」に出場!

    国内大会での好結果をもとに念願の世界一を目指す!



    「TDU Space Projec(東京電機大学スペースプロジェクト)」では、米国ネバダ州ブラックロック砂漠で実施される惑星探査機のコンテスト「ARLISS」に毎年参加。小型の模擬惑星探査機(CanSat)をロケットで高度4,000mまで打ち上げ、パラシュートで降下させたあと、目標地点まで自律制御でいかに近づけるかを競います。

    2019年大会には、世界6カ国31チームの学生たちが参加し世界一を目指しました。
    【過去の大会では「ComeBack Competition」部門で3位という成績を残しています】



    私たちの機体のコンセプトは「ゴールまで最速・最短で到達する」ことです。
    これを達成するために、ほとんどの大学は2輪駆動の機体を製作する中、私たちは4輪駆動の機体を製作しています。何度も機体を走らせ、データを取り、旋回性能を向上させる取り組みを行いました。
    こういった挑戦と失敗を繰り返すことによって、技術を身につけることができます。世界一を目指す舞台で競うのは、人生を変えるほどの体験です。好きなことを思う存分にやらせてもらえる電大の環境で、世界一への挑戦を続けていきます。

活躍する電大女子

学会やコンテストに出場し、表彰された方の一部をご紹介します!
※クリックすると詳細がわかります!

女子比率は?

女子学生の比率は大学全体で14%。
1年次の各学科・学系の女子比率は以下のとおりです。(2023年5月時点)

電大ガールズ インスタグラム

東京千住キャンパスの女子学生を中心に2014年2月に発足したのが「電大ガールズ」。
電大ガールズの日々をインスタグラムで発信中!