工学部 電気電子工学科 私の4年間のステップ(1) 学科オリジナルサイト

手を動かしてものを作るのが好きなので、実習機会が豊富な大学への進学を希望していました。将来は鉄道会社に勤めたく、JABEE(日本技術者教育認定機構)の認定を受けている電気電子工学科を志望しました。

先輩のアドバイスや友人の協力でFAXを完成させることができた

当時は、コロナ禍でオンライン授業が中心になる中、週1日通学してクラスメートとつながれる唯一の場が「ワークショップ入門」でした。FAXの製作では、通学時の持ち運びで故障することが多かったのですが、TA※が優しくきめ細かにアドバイスしてくださったり、友人たちとも協力し合ったりして工夫を重ね完成させることができました。
※TA…ティーチングアシスタント(大学院生)

FAXは構造をシンプルにしつつ配線経路を工夫することで故障を防いだ。FAXは構造をシンプルにしつつ配線経路を工夫することで故障を防いだ。

みんなで協力して実験する楽しさ 課題で鍛えられたレポート作成力

「電気電子工学基礎実験I」は入学後初めての本格的な実験科目で、同じグループのメンバーと協力し合い、回路の組み込みや測定、考察を行うことが楽しく、印象に残っています。前期と後期で計12回の実験があり、20枚程度のレポートを毎回提出します。書き直しになることも珍しくなく、レポート作成の力が鍛えられました。

実験レポートの提出期限は2週間。手書きすることで基礎力が鍛えられた。実験レポートの提出期限は2週間。手書きすることで基礎力が鍛えられた。

グローバル企業でも働けるように実践的な技術英語を身につけた

「技術英語」は基礎的な技術を英語で学ぶ授業。私はもともと英語が不得意でしたが、将来グローバル企業でも働ける英語力を身につけたくて履修しました。電大を志望した理由の一つでもあり、この授業を通して英語がとても好きになるなど、受講したかいがありました。

プレゼンテーションの授業では、4年次の研究のベースとなる発表も。プレゼンテーションの授業では、4年次の研究のベースとなる発表も。

風圧で傘の水滴を飛ばす社会に役立つ機械を開発

「ワークショップ」では、人々の役に立つものづくりをテーマにグループで課題に取り組みます。私たちのグループは雨の日に傘を入れるビニール袋の無駄を無くすため、風圧で水滴を飛ばす傘半自動乾燥機を製作。材料の選定から設計まで議論を重ね、ものづくりの奥深さを実感しました。

回路設計、機械設計、プログラム設計の3チームに分かれ、自身はプログラム設計を担当。回路設計、機械設計、プログラム設計の3チームに分かれ、自身はプログラム設計を担当。

東武鉄道株式会社

希望がかない、東武鉄道に入社が決まりました。交通電気工学のゼミで、GPSを使わず、電車の加速度センサーにより位置情報を正確に把握する仕組みの研究をしていることも、就職活動に役立ったと感じます。車椅子の方やその介助者、ベビーカーを利用する保護者にも配慮した、誰もが快適に乗れる新しい車両をつくる仕事に携わりたいです。

旅行と食べ歩き。新しい体験が好き

旅行と食べ歩きが好きです。先日もベトナム、タイ、マレーシアを訪れ、現地のさまざまなカレーを堪能しました。日本国内では、宮崎で食べたチキン南蛮が別格の美味しさでした。

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