文具メーカーで働きたいと考えていた際、ある文具メーカーの開発者が本学科出身であることを知り、進学を決めました。
シャープペンシルが好きで、その開発者になりたいと思っていました。高校時代にある文具メーカーの社員紹介ページで本学科出身者がいることを知り入学を決意。機械の知識をはじめプログラミングやユーザインタフェースなど、さまざま知識を身につけることで、開発の仕事に役立つと考えました。
2年次の「デザイン工学PBL-B」の授業は、まだ世の中にない製品やサービスを提案するという授業。グループで、高周波数の音に悩む知覚過敏者に向けた耳栓付き骨伝導イヤホンシステムを提案しました。習っていないソフトの使い方を先生に教えてもらうなど苦労しましたが、形になった時の感動は忘れられません。
希望通りの企業に内定をいただき、いよいよ製品開発のスタートラインに立ちました。卒業論文では、手が汚れないシャープペンシルの芯の装填機構を考え、実機を3D CADや3Dプリンターで製作。それを持参して面接に臨みました。興味を持って見てもらえ、アドバイスもいただき、内定を勝ち取れました。