理工学部 生命科学系 私の4年間のステップ(3)

高校の時は化学が得意で生命分野にも興味があったため、本学系で学びたいと考えました。また、実験が好きだったので、実験やゼミといった実践に力を入れている本学を志望しました。

コミュニケーション力やプレゼンテーション力が向上

「フレッシュマンゼミA」では、「将来、医療業界で活躍するには生命科学系で何を学ぶか」というテーマでグループディスカッションを行いました。さらに、医療機器や関連企業について調べ、パワーポイントにまとめて発表。コミュニケーション力やプレゼンテーション力が向上し、将来について具体的に考えるきっかけにもなりました。
※2018年度入学生の1年次設置科目

1年次の課題グループで調べた結果を発表。大学の授業では発表が多いことに驚いた。

実験の基本的な原理や手法を習得し より深く考える力が身についた

生命科学分野の初めての実験が「生命科学基礎実験Ⅰ・Ⅱ」です。タンパク質の定量や水質検査といった実験を数多く経験することによって、実験の基本的な原理や手法を習得。レポートの考察の部分では、より深く考える力が身につきました。さらに、レポート賞をいただいて、実験に対する自信やモチベーションにつながりました。

2年次のレポート実験結果から何が読み取れ、なぜそのような結果になったかという考察が大切。

細部まで注意深く観察し考えながら実験する

「分子生命科学実験Ⅱ」では、4年次の卒業研究で必要となる高度な実験手法を経験しました。組織染色の実験ではマウスの組織片を染色して観察し、その特徴から臓器の種類を特定。細かなところまで注意深く観察し、考えながら実験することの大切さを学びました。

3年次のレポート染色の濃淡や組織の形などの特徴を、細かいところまでひたすら調べた。

大学院に進んでより深く研究内容を追究

「卒業研究」では、アレルギーの原因となるマスト細胞に対するヒアルロン酸の作用を調べています。この基礎研究がいつかは臨床試験に発展し、効果的な治療法の開発につながってほしいと考え、大学院に進んで研究テーマをさらに深く追究する道を選びました。

4年次クリーンベンチ内で細胞培養をしている様子。

東京電機大学大学院 理工学研究科 生命理工学専攻

4年次で取り組んだアレルギーの研究を続けたいと考え、大学院進学を決めました。3年間、同じテーマに取り組むことができるため、研究内容をさらに深く掘り下げることができると思います。将来は研究や開発といった技術職を希望しています。大学院で経験を積むことでその夢を叶え、社会に貢献できる人材になりたいと考えています。

13年間続けている書道でリフレッシュ

小学生の頃から続けてきた書道を、大学でも続けています。1年次には師範の資格を取得。大学の勉強からしばし離れ、静かに書に向かうと心が落ち着き、リフレッシュできます。

13年間続けている書道でリフレッシュ

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