高校でコンピュータのセキュリティや暗号技術に関する講演を聴いたことからそれらの技術に興味を持ち、本学にはその分野で著名な研究者がいることを知って志望しました。
暗号技術の専門家を目指す私にとって、プログラミングは必須のスキル。1年次前期の「コンピュータプログラミングⅠ」では、Javaをゼロから学びました。出された課題をたくさん解く中で次第に理解が深まって、2年次以降のプログラミングの授業では常 にトップレベルの評価を得ることができるようになり、自信がつきました。
メディア演習C(CG)では、球体を運動させるという、三次元的思考が求められる3DCGのプログラミングに取り組みました。グループワークでいろいろ議論し、試行錯誤しながら課題をクリア。プログラミングは正解が1つではないため、チーム作業を通して他の人の考え方や手法を知ることができ参考になりました。
「情報セキュリティの基礎と暗号技術」では、ハードウェアも含めた情報セキュリティや暗号の種類、アルゴリズムなどを学習。その中で、今はあまり使われていないバーナム暗号に特に興味を引かれ、自分の研究テーマを暗号に絞るきっかけになりました。
近年の量子コンピュータの発達によって、仮想通貨で利用されている暗号技術が破られる可能性が指摘されています。そこで、「卒業研究」では、今使われている暗号の脆弱性や代わりとなる暗号、さらに新たな暗号技術の開発などについて研究を進めています。
電気という社会インフラの面から人々の生活を支える仕事をしたいと考えて、東京電力ホールディングスを志望。個人情報や社内情報の漏洩リスクだけではなく、近年は電気の安定供給に関するセキュリティの重要性にも関心が集まっています。それらに対応するために、本学で学んだ専門知識を生かして、専門部署で力を発揮してみたいと思います。
バレーボール部の副主将として、リーグ戦昇格を目指して皆で頑張りました。ポジションはリベロ。相手チームが予想していないところへトスを上げてスパイクが決まると、会場が盛り上がります。