私たちの暮らしは、コミュニケーションから学び・遊びまで、さまざまな情報技術によって形づくられ、日々新たな価値と魅力を持った形態に変わり続けています。
そんな可能性と成長力に満ちた分野で、次世代の技術を生み出せる人材を育成します。
「メディア学」と「コンピュータサイエンス」を複合的に学び、デザイン、表現、技術などの観点から包括的な理解を深められる教育を展開します。
演習と講義の両輪で成長する
さまざまなコンテンツの企画・制作と、システムの設計・構築のプロセスを、演習での体験を通して実践的に習得します。同時に、その根底にある技術の本質を追究する講義も重視。講義の内容を演習で実践し、理解をさらに深めていきます。
目標に合わせて自分らしく学べる
専門分野の豊富な科目群を「ユニット」という単位で5つにグループ化。学生はどのユニットでも自由に選択することができます。一人ひとりの将来像や目標に合わせて、複数のユニットを組み合わせて学ぶことで、独自性豊かな専門家を目指します。
充実したソフトウェア教育
リアルなCGも、複雑なネットワークも、実現させているのは高度なソフトウェア技術です。じっくり習得する入門科目から、ハイレベルな知識と技術が身につく専門科目まで、体系的に学ぶことでソフトウェアによるものづくりの力を身につけます。
クリエイティブ
CGや映像・音楽作品を制作する手法や、さまざまな形の情報を合理的に設計・表現するためのコンテンツを習得。さらに、情報伝達を保証するシステムとインタフェース、人間の特性やインタラクションなどについても学びます。
テクノロジー
インターネットを支える基盤技術から、Webサイトの構築・発展、プログラミング、ソフトウェア設計、セキュリティ技術、人工知能(AI)など、最先端の情報テクノロジーについて学びます。
学びたい専門性に応じた5ユニット制
・データサイエンス・AI応用
・コンピュータグラフィックス・xR
・メディア・インタラクション
・ソフトウェア開発・情報システム
・サイバーセキュリティ・ネットワーキング
情報セキュリティの基礎を学んだ後、代表的な共通鍵暗号や公開鍵暗号の原理や具体的仕組みを理解。さらに、デジタル署名や電子政府システムについても学びます。
インターネット上のWebシステムを対象に、要件定義、設計、実装の一連の構築を行います。4人前後のチームで独自の企画に基づき開発を進め、システム開発におけるプロジェクト管理や、コミュニケーション、共同作業の難しさと楽しさを経験します。
CGにおけるコンピュータアニメーション制作技術について、表現手法や技術を学びます。実際の制作現場でも使用されている3次元CGソフトウェアMayaを使用し、コンピュータアニメーションの制作演習を行います。
[卒業者数]
116名
男子:91名/女子:25名
ソニー、日立製作所、NEC、NTT東日本、富士通、パナソニック、NTTコミュニケーションズ、ソフトバンク、三菱電機、NTTデータ、KDDI、TOPPAN、コナミデジタルエンタテインメント、インターネットイニシアティブ、伊藤忠テクノソリューションズ、NTTコムウェア、トレンドマイクロ、DeNA、LINEヤフー、サイバーエージェント、三菱総研DCS、BIPROGY(日本ユニシス)、ラック、三菱電機インフォメーションシステムズ、アクセンチュア、リクルート など
35名 (2023年3月卒業者実績)
男子:30名
女子:5名
進学率:30.2%
基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト試験、データベーススペシャリスト試験、画像処理エンジニア検定、マルチメディア検定、技術士・技術士補、PE(Professional Engineer)、弁理士、CGクリエイター検定、CGエンジニア検定、CAD利用技術者試験、エンベデッドシステムスペシャリスト試験、情報処理安全確保支援士 など