安全で快適な建築・都市空間をつくることは、人と社会の豊かな未来をつくり出すこと。
その実現のために、確かな実践力と豊かな表現力、卓越した先見性を持った、グローバルに活躍できる設計者・技術者・研究者を育成します。
専門のスキルと豊かな教養を身につけられるよう、完全習熟教育システムやIoT技術を取り入れたカリキュラム、長期インターンシップなどの多彩な学びを展開します。
設計・デザインの能力と情報・解析・表現の技術の習得
演習や実習を中心に、計画・意匠、環境・設備、構造・生産、歴史・都市、住環境・インテリアの5分野について幅広く学び、設計・デザインの能力と情報・解析・表現の技術を身につけます。3年次には「習得確認テスト」を行い、習熟の達成度の確認をします。
大学内に一級建築士事務所がある
国内でも数少ない「学内一級建築士事務所」のプロジェクトに参加するなど、充実した長期インターンシップ教育※を実施。実社会と連携した研究開発や調査、設計コンサルティングを体験しながら、プロの技術と倫理観を学びます。
※ 本学大学院における長期インターンシップは一級建築士資格取得要件の実務歴として公的に認定されています。
学部・大学院6年一貫による充実した教育環境
1年次から全員が設計課題を発表し、実務者や研究者がそろった教員陣から講評を受けます。学部・大学院6年一貫プログラムに則り、この経験を積み重ねて表現力やプレゼンテーション能力を強化。またコンピュータや3Dプリンタを用いた3次元造形物の制作など、デジタル教育の環境も充実しています。
計画・意匠
・建築法規
・作品・形態論
・建築計画
・環境行動
環境・設備
・建築環境工学
・省エネルギー
・環境心理生理
・サステナビリティ
構造・生産
・構造解析
・耐震・免制震
・材料・生産
・素材と構法
・コンピュテーショナルデザイン
歴史・都市
・建築史
・都市計画
・都市デザイン
・保存と再生
住環境・インテリア
・インテリア設計
・福祉・住環境
・ディスプレイデザイン
・リノベーション
・ライフスタイル
教員が設定した多彩なテーマで自由に探求。たとえば、古民家の一部を改修したり、既存の骨組みに装飾をしたりしながら、仲間と共に考え、実物大の「ものづくり」に挑戦します。
建築物の主要な構造材料の物理的性質、鉄筋コンクリートや鉄骨の構造部材の基本的な力学的性質を実験などの実習を通して体感し、これらの材料や構造部材に対する知識を具体的に体得します。
学内に設置されている一般社団法人TDU一級建築設計事務所や学外企業がインターンシップ先。本学教員のもとで、設計や耐震調査を実践することで、一級建築士資格の取得に必要な実務経験として認定されます。
[卒業者数]
132名
男子:94名/女子:38名
東京電力、積水ハウス、JR東日本、大和ハウス工業、大成建設、鹿島建設、清水建設、大林組、長谷工コーポレーション、住友林業、竹中工務店、大京、前田建設工業、キヤノンメディカルシステムズ、安藤・間、三井ホーム、NTTファシリティーズ、三井住友建設、タマホーム、新菱冷熱工業、ポラス、日建設計、三菱地所設計、山下設計、日本設計、旭ビルウォール、梓設計、久米設計、坂倉建築研究所、総合設備計画、東京都庁、埼玉県庁 など
64名 (2023年3月卒業者実績)
男子:44名
女子:20名
進学率 48.5%
一級建築士、二級建築士、木造建築士、土木施工管理技士(1級・2級)、建築施工管理技士(1級・2級)、建築設備士、建設機械施工管理技士(1級・2級)、技術士・技術士補、構造設計一級建築士、設備設計一級建築士、JSCA建築構造士、PE(Professional Engineer)、弁理士、消防設備士(甲種)、インテリアプランナー、福祉住環境コーディネーター、宅地建物取引士 など