社会経験を有する学生の特長を生かし、さらなるスキル・キャリアアップを図る教育課程
実践知とは
ものづくりの現場で適切な判断をくだすことができる能力を表します。〈実践〉の主体は「企業(現場)」に、〈知〉の主体は「大学」にあると考えられます。大学での学修〈知〉だけで、一人前の技術者がすぐに育つわけではありません。企業におけるOJT〈実践〉を通して、技術者は成長し育っていきます。このため、技術者が一人前になるには、一般的に時間がかかります。実践知重点課程では、〈知〉と〈実践〉との懸け橋になって、プロ技術者(「実践知リーダ」)の早期育成を目指します。
・入学時において、企業等での勤務経験が3年以上の者
・入学時において、企業等で3年未満の勤務経験があり、入学後も引き続き企業等に勤務する予定である者
・入学時において、過去に企業等での勤務経験が1年以上3年未満あり、満25歳以上の者
[ 留意事項 ]
・所属については、入学後に学生自身が申請し、本学で所属の可否を判定します。なお、上記条件を満たす場合でも、面接等による個別審査の結果、本課程には所属できない場合もあります(その場合は通常のカリキュラムを履修します)。
・企業等での勤務経験とは、技術者としての勤務経験を想定しておりますが、高等学校の実験助手等も含みます。
・2年次・3年次の進級時にも勤務経験、成績等により本課程に所属変更することができます。
企業出身の教員が中心になって担当する実践知重点科目を配当し、より職業実践力を高めます。
製品の「開発・設計」から身近な「安全・安心」までを学ぶ2つのユニットと技術者の「スキル・キャリアアップ」を図るユニットの3つを設置し、より社会人のニーズに合った学び方を提供します。
ユニット | 開発・設計 | 安全・安心 | スキル・キャリアアップ |
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科目名 | |||
イノベーションヒストリー※ デザイン工学 創造設計・開発学※ モデリング実践学※ シミュレーション実践学※ 品質管理 特許法 |
材料の信頼性工学 安全・安心のための要素技術※ 安全社会基盤学※ 情報の安全・安心工学 生活支援工学 応用失敗学※ |
技術者プレゼンテーション※ 技術者のための英語 技術者キャリア形成学 実用情報処理 技術者のための経営学 エンジニアリングプレゼン テーション |
※ 履修証明プログラム対応科目です。