工学部第二部 工学部第二部について

学部の特長

Point 1 柔軟な時間割編成で、充実した学生生活を

昼間はアルバイトや企業で働いていても、夜間にしっかりと学習できます。授業は平日の6時限・7時限(18:10ー21:20)を中心に配置されています。土曜日にも科目を履修して4年間で卒業できます。

開講時限

授業時間は平日16:30ー21:20、土曜日10:40ー19:40です。

平日5時限:16:30~18:00
平日6時限:18:10~19:40
平日7時限:19:50~21:20

土曜2時限:10:40~12:10
土曜3時限:13:10~14:40
土曜4時限:14:50~16:20
土曜5時限:16:30~18:00
土曜6時限:18:10~19:40

Point 2 教授陣は昼間部と同じで、ほぼ同じ内容を学べる

工学部を中心に、システムデザイン工学部・未来科学部の教授陣も授業を担当します。主要科目を含め基礎から応用まで多数の科目から選択履修でき、工学部とほぼ同じ内容を学べます。要件を満たせば、他学科の科目や昼間開講の他学部の科目も履修可能です。

Point 3 学費は「単位従量制」で、工学部の約半分

学費は履修申告した単位数に応じた額となります。工学部(昼間部)のおおよそ5割~6割で、ほぼ同じ内容を学ぶことが可能です。学費は履修した単位数により変動します。

Point 4 試験による昼間部への転学部

工学部第二部では、昼間部へ転学部できる「転学部試験」を受験できます

転学部試験を受験する場合は、それぞれの学部・学科・学系で定められている出願資格(所定の科目・単位数の修得など)を満たす必要があります。試験の内容は基本的に学業成績・筆記試験(英語・数学)と個別面接ですが、実施学部により異なります。また、システムデザイン工学部、未来科学部、工学部への転学部を希望する際は、特に優秀な学業成績を収めていると推薦で転学部試験を受けられる場合があります。推薦された場合は、筆記試験は免除され、個別面接のみで受験することができます。詳細については、入学後に配布される「学生要覧」を参照してください。

試験による昼間部への転学部1年次修了時に昼間4学部の2年次へ転学部する場合と、2年次修了時に昼間4学部の2年次または3年次へ転学部する場合があります。

Point 5 社会人課程(実践知重点課程)を設置

「働きながら学びたい人」を応援するため、企業などに勤務する社会人を対象に設置しています。この社会人課程は、社会人経験を有する学生の特長を生かし、さらなるスキル・キャリアアップを図る教育課程です。主に企業出身の教員による実践知重点科目を学び、ものづくりの現場で適切な判断をくだせる能力を磨きます。

社会人課程( 実践知重点課程)を設置

昼間は東京千住キャンパスの「学生職員」として働き給与を得ながら、夜間は工学部第二部で学べます

夜間部からスタートした本学は、より専門的な知識を身につけたいという意欲あふれる人々へのサポートを大切にしています。「学生職員制度」はこのような精神のもと、生まれました。「経済的な事情で大学への進学が困難」、「高校卒業後は働きたいが、大学で学びたい気持ちがある」。そのような向学心と意欲のある高校新卒者の方々へ門戸を開いています。「総合型選抜(はたらく学生)」は、この学生職員制度での採用・就業を前提とする職業付き入学者選抜です。入学後、学生職員の就業時間は原則として月曜日~土曜日の10時~17時。大学内なので通勤の苦労はなく授業開始までの時間を有効に使えます。業務は各学部・学科の実験準備・管理、事務作業の補助などです。これらの業務に付随する実習補助や部品加工、機械整備などの仕事を通して知識や技術が身につき、授業にも役立てることができます。就職に関しても、働きながら学ぶ学生職員は各企業から高い評価を受けています。

  • 入学検定料無料!

総合型選抜(はたらく学生)

経済的な事情等で大学への進学に不安を抱え、以下の出願資格を満たす者が対象となります。

・本学工学部第二部が第1志望であり、勉学と就労を両立させる意欲のある者
・高等学校(中等教育学校)を2024年3月に卒業見込の者
・学校教諭から本学入学および就職に関する推薦を受けられる者

( 詳細は2026年度入学者選抜要項をご確認ください )

学生インタビュー

学生職員 M.Yさん(東京都/佼成学園女子高校 出身)

STEP01 [選択のキッカケ]
自作PCをきっかけに技術者の道へ 理論から応用まで幅広く学びたい

自作PCをきっかけに、コンピュータに興味を持ち、ハードウェアだけでなくソフトウェアも扱える技術者になりたいと考えました。幅広く理論から応用まで学べることに加え、経済的負担を少しでも減らしたいとの思いから、自立することを決意。本学独自の「総合型選抜(はたらく学生)」で受験し、学生職員としての“二刀流”を選択しました。

STEP02 [ターニングポイント]
限られた時間で効率よく学ぶ メリハリのある毎日で得る充実感

昼間部の学生の実験準備や補助を行いながら、実験知識や機材の扱いを学び、電子工作にも挑戦しています。一方で、自由な時間が少ないからこそ、期限付きToDoリストを活用しタスクを効率よく管理しています。生活にメリハリをつけることで、自分の時間を大切にしながら充実感を得られるようになりました。

STEP03 [将来のビジョン]
学生職員ならではの特権と学びの機会 ハード・ソフト両面の学びで未来を広げる

学生職員の先輩から多くを学べることも、充実した機材を使えることも学生職員だからこその特権だと思っています。この特権をフル活用してハードとソフト両方の知識とスキルを高めて、ネットワークセキュリティや半導体など幅広い分野を学び、将来の選択肢を広げたいと考えています。

高度専門技術者を目指す意欲に応える大学院推薦制度があります

博士課程(後期)までの進学も可能

本学大学院修士課程に推薦で進学できる制度があり、毎年、各学科から数名の学生が推薦入学しています。
一般入試を受験して進学する学生もいます。

学生インタビュー

A.Iさん(埼玉県/県立春日部工業高校 出身)

STEP01 [選択のキッカケ]
昼間部と同じ内容の授業、学費の魅力、授業に集中できる環境

昼間部と同じ先生方から同じ内容の授業を受けられ、学費も約半額であることに魅力を感じ進学を決意。高校で電気科に通っていたため、電気電子工学科を選びました。授業は最前列で受け、授業での疑問はそのまま放置せずに、先生やTA※に確認しました。先生との距離が近いので質問しやすい環境です。
※TA…ティーチングアシスタント(大学院生)

STEP02 [ターニングポイント]
進路の幅を広げるために大学院へ より高度な研究テーマに挑戦

将来の可能性を広げるために大学院へ進学します。先生との会話などで、就職の際の仕事の質と幅が広がると聞いていたことが進学の理由です。大学院では、より高度な研究テーマに挑み、学会発表など、大学院生としての経験や知識を能動的に積み上げていきたいと考えています。

STEP03 [将来のビジョン]
英語力の習得とPDCAサイクルの実践で日本の産業発展に貢献したい

将来的には日本のメーカーで働き、日本の産業の発展に貢献したいと考えています。そのため、英語力を高め、新技術や研究成果などの先端情報をいち早く理解できるようにしたいと思います。また、技術者にとって重要なPDCAサイクルを実践できるよう、先生や先輩から学び続けていきます。

授業の単位を修得し卒業すると申請により無試験で得られる資格が多数あります

資格取得プログラム(参考例)

DENDAIで身につけたチーム開発のスキルと、AIの知識・技術を生かしてチームワークあふれる社会づくりに貢献したいと思います

Y.Hさん(富山県/県立大門高校 出身)

STEP01 [安心を届ける毎日]
企業が情報共有などのために導入するグループウェアの品質保証業務

グループウェア開発チームで、インフラ移行を担当するQA(品質保証)エンジニアをしています。具体的には、データセンターを刷新するプロジェクトを行っていますが、お客さまに提供する製品がこれまで通りに利用できることが重要。製品の価値を提供し続けるために、必要な品質保証業務を行うことが主な仕事です。

STEP02 [印象深い授業]
チームでの協働開発に功を奏したコミニュケーションスキル

学部時代に印象に残っている授業は、4年次の「情報通信プロジェクト」です。サークルなどで利用できる備品管理用のWebアプリをチームで開発。メンバーの得意分野に合わせて役割を明確化し、責任範囲を決めたことで効率的に作業が進みました。共通目標に向かって力を合わせる方法を学べたことは、現在の業務に役立っています。

STEP03 [将来のビジョン]
人工知能(AI)の活用で業務の効率化と製品の品質向上に貢献

生成AIを活用するような仕事に興味があります。卒業研究では、AIを用いた円ドル為替予測がテーマでした。現在の業務にもAIを導入することで正確な試験を実施できるため、AIでは難しいプロセス改善などの業務に集中できると思います。今後、AIと上手に付き合うことで、開発する製品の品質向上に貢献したいと考えています。

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