医療機器に興味があり、電気電子分野と医用工学分野の専門知識を学びたいと思いました。
選択コース :(主)電子情報コース (副)電子システムコース
※2026年度入学者より、情報エレクトロニクスコース、医用工学コース
身近に病気を患った人がいて、人のためになる医療機器や人工臓器などの研究に取り組んでみたいと考えました。電気電子分野と医用工学分野における高度で多様な専門知識を学ぶことができるこの学系は、まさに希望に合っていました。就職の内定率が高いところも将来のことを考えると魅力的に感じました。
卒業研究では、これまで学んできた知識と技術をもとに、潜熱蓄熱材を体内埋め込み型のデバイスに応用するための研究を行っています。潜熱蓄熱材は温度を一定に保つことができる素材。それを利用できれば、体内埋込機器などのデバイスの発熱を抑制できる新しい一つの方法となることが考えられます。
電気回路や電磁気学、生理学や人工臓器学など、多くの知識を身につけることができたことは確かです。また、それ以上に、授業の中での演習や実験、グループディスカッションを通して、いろいろな考えをもった仲間とともに課題を解決する経験が自身の成長につながったと思います。