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教職課程に関する情報公開

1. 東京電機大学が養成する教師像

東京電機大学は、建学の精神である「実学尊重」と、教育・研究理念である「技術は人なり」を掲げ、技術を通して社会に貢献できる人材の育成を使命としています。この精神のもとに東京電機大学では、教師として必要な資質である、①学校教育に対する多角的理解、②教育に対する使命感や責任感、教育的愛情、③社会性や対人関係形成能力、④生徒理解や学級経営力、⑤専門教育を基盤とした教科内容等の高度な指導力を備えた教師を養成します。
また、⑥東京電機大学卒業の教師として、科学技術の実学的価値や面白さを教えることのできる教師、科学技術を支える高い倫理観を持った「学び続ける教師」を養成します。

2. 教職課程の各年次における目標及び当該目標を達成するための計画

東京電機大学教職課程では、上記の目的を達成するために、教師として必要な①から⑤の資質を更に細分化し、教師として求められる具体的事項を30項目に整理しています。(30項目の具体的な内容は、下記を参照ください。)

基本的には、教師として必要な資質の基本的なものから学年ごとに順次学習し、より専門的な学習目標へと移行するように、計画的に科目が配当されています。その大まかな流れをまとめると、以下のようになります。

1年次

1年次においては幅広い教養と各教科に係る専門的知識・技術の基礎・基本を習得する。

あわせて、教育に関する基礎的な知識を習得するとともに、教育に対する使命感や責任感等を理解し、教育者としての心構え、教師に求められる見識等を身につける。

2年次・3年次

各教科に係る専門的知識・技術を更に深化させるとともに、教育に関する発展的な知識を習得する。あわせて、教育方法及び教育技術、各教科における指導法を習得し、授業実践力を身につける。

また、生徒指導・進路指導等に関する知識・技術及び生徒理解を習得し、生徒指導等に関する実践的な能力を身につける。

4年次

1~3年次まで学習してきた教育理論や専門知識を基礎とし、教育実習等において、教科指導、生徒指導、その他の諸活動等に取り組み、教育者としての資質・実践的な能力を養うとともに、教育者としての使命感や責任感を向上させる。

また、教職実践演習等を通じ、これまでの学びを振り返るとともに、様々な演習活動・グループ討議等により、教職に関する自らの現状と課題を把握し、教員として必要な知識技能を身に付ける。

さらに、東京電機大学教職課程では、理工系の大学の特色を活かし、専門科目の学習と、教職課程での学習の有機的連携を学生に常に意識させています。例えば、実験や実習などの能動的な学習活動を取り入れた教育方法の習得など「実学尊重」「技術は人なり」の本学の伝統を教職課程でも重視し、科学技術の実学的価値や面白さを教えることのできる教師、科学技術を支える高い倫理観を持った学び続ける教師の育成を行っています。

3. 教員養成に係る組織について

本学では、教員養成に係る全学的組織として、全学教職課程委員会を設置し、各学部等の組織と連携して、教職課程の運営にあたっています。

教職組織図

4. 教員養成に係る教職課程担当教員(専任教員)について

教職課程担当教員一覧

東京千住キャンパス

  氏名 担当科目
教授
(文学修士)
広石 英記 教職入門、教育学概論、教育課程論、道徳理論と指導法、総合的な学習の時間の指導法、特別活動論、教育実習セミナー、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ、教職実践演習(中・高)
教授
(修士(文学))
今野 紀子 教職入門、教育心理学、特別支援教育、生徒・進路指導論、教育相談、教育実習セミナー、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ、教職実践演習(中・高)
教授
(修士(教育学))
黒沢 学 教育の方法と技術、情報科教育法、教育実習セミナー、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ、教職実践演習(中・高)
教授
(博士(人間科学))
金築 智美 教育心理学、教育相談、教育実習セミナー、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ、教職実践演習(中・高)
准教授
(博士(教育学))
木場 裕紀 教育社会学、教育学概論、教育実習セミナー、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ、教職実践演習(中・高)

※教員氏名をクリックすると「研究者情報データベース」のページが開きます。

埼玉鳩山キャンパス

  氏名 担当科目
准教授
(修士(教育学))
鈴木 翔 教育学概論、教育社会学、生徒・進路指導論、教育実習セミナー、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ、教職実践演習(中・高)
准教授
(博士(心理学))
岩佐 康弘 教育心理学、教育相談、教育実習セミナー、教育実習1、教育実習Ⅱ、教職実践演習(中・高)
教授
(学士(理学))
荒井 嘉夫 教職入門、教育の方法と技術、数学科教育法、教育実習Ⅰ、教育実習Ⅱ

※教員氏名をクリックすると「研究者情報データベース」のページが開きます。

5. 教員養成に係る授業科目に関すること

各学部における教員養成に係る授業科目の詳細については、以下をご参照ください。

※授業科目の授業方法及び内容並びに年間の授業計画(シラバス又は年間授業計画の概要)については、下記「学生ポータルサイトDENDAI- UNIPA」にて参照できます。(ログイン画面で、ゲストユーザーをクリックしてください。)

6. 卒業者の教員免許状の取得状況

7. 教員への就職の状況

8. 教員の養成に係る質の向上に係る取り組みに関すること

9.教職課程の自己点検・評価

本学では、教育職員免許法施行規則の改正(令和4年4月1日施行)を受けて、全学教職課程委員会において「教職課程に関する自己点検・評価に関する基本方針」を策定し、教職課程の自己点検・評価を実施しています。

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