2024.12.14
豊島岡女子学園で例年開催されている「T-STEAM:Pro」に本学が協力しました。本年度のテーマは「障害を回避する自律走行型ロボットを開発せよ!」で、未来科学部ロボット・メカトロニクス学科の石川 潤教授が競技会での審査・講評・講義を担当しました。
12月14日の競技会当日には、各参加者が製作した、工夫が施された機体が集合しました。各チームの製作意図をまとめたユニークなプレゼンテーション動画が放映された後、講堂の壇上に設置されたコースを走らせ、走破距離と回避性能を競いました。トラブルに見舞われた機体や動かない機体もありましたが、意図通りに走行する機体もあり、難関の上り坂を走破した機体には、会場からどよめきが沸き盛り上がりました。
競技会終了後には、石川先生から「リスク受容社会の考え方」と題し、「ロボットやAIに未来の操縦桿を託すことができるか」という講義がありました。その後、同校の出身で石川研究室修士1年の関涼夏さんが大学院での学生生活や研究分野である運転支援について紹介しました。
本競技会には浅野中学校・高等学校、岡山白陵中学校・高等学校、駒場東邦高等学校、巣鴨中学校・高等学校、聖光学院中学校・高等学校、東京農業大学第二高等学校・中等部、筑波大学附属駒場中・高等学校、富士見中学校高等学校、日本大学豊山女子高等学校・中学校、本郷中学校・高等学校、武蔵高等学校中学校に加え、インドからUttam school for Girlsが参加しました。なお、会場で参加できなかった一部学校はzoomにて参加しました。
本学ではものづくりを通した中高大連携に引き続き協力していく予定です。
本学担当教員:未来科学部ロボット・メカトロニクス学科 石川 潤 教授