「丹羽保次郎記念論文賞」授賞式を開催(2/22)

2020.02.07

<取材のご案内>
報道関係各位

令和元年度 学校法人東京電機大学学術振興基金の各賞を表彰
「丹羽保次郎記念論文賞」授賞式を開催
~2月22日(土) 10:00~12:00 東京千住キャンパスにて~

学校法人東京電機大学

東京電機大学(学長 射場本 忠彦)は、2月22日(土)10時より、東京千住キャンパスにて、令和元年度「丹羽保次郎記念論文賞」授賞式を開催します。
「丹羽保次郎記念論文賞」は、本学の初代学長である故丹羽保次郎博士の功績を記念して、昭和52年より電子通信工学関連分野(情報工学等の関連分野を広く含む)に属する大学院生を中心とした若手研究者の優れた論文に授与するものです。今年で43回目を迎え、これまでに88名(今回の受賞者を含む)が受賞しています。受賞者は、本学以外にも東京大学や京都大学などの国立大学、早稲田大学や慶應義塾大学などの私立大学からも選出されています。
今年度は12篇の応募の中から、丹羽保次郎記念論文賞審査委員会(委員長 射場本忠彦 学長)による厳正な審査の結果、下記2篇の受賞論文を決定しました。なお当日の授賞式では同賞以外にも、学術振興基金※の各賞として本学関係者を対象とする「論文賞」「教育賞」「発明賞」なども表彰します。

<令和元年度 東京電機大学学術振興基金「丹羽保次郎記念論文賞」受賞論文>

受賞者/所属(申請時) 受賞対象論文および論文掲載誌 受賞事由
毛 伯敏
(もう はくびん)

東北大学大学院
情報科学研究科
助教
Routing or Computing? The Paradigm Shift Towards Intelligent Computer Network Packet Transmission Based on Deep Learning

IEEE Transactions on Computers
(2017年11月 voI.66,no.11)
近年のネットワーク情報トラヒック量の爆発的増大に対処できる知的ルーティング制御法として深層学習法の導入を提案した。トラヒック制御性能が劇的に改善され、とくにGPUの活用において計算速度の向上を確認しており、今後の進展が大いに期待できる。
林 文晟
(りん ぶんせい)

北陸先端科学技術大学院大学
情報科学系
博士後期課程
Lossy-Forward Relaying for Lossy Communications: Rate-Distortion and Outage Probability Analyses

IEEE Transactions on Wireless Communications
(2019年8月 vol.18,no.8)
中継ノードにおいて損失を許容するLossy- Forward協調通信を、情報に歪みを許容する場合に拡張し、伝送速度・歪み領域とシステム不稼動率を解析的に明らかにし、実用的な符号化法を提案した。

※「学術振興基金」は、東京電機大学が設置する学内における教育並びに研究活動の助成、および学内外の科学技術に関する優秀、顕著な研究に対する援助を行い、もって科学技術の振興に寄与すること等を目的として、特色のある教育並びに研究活動や奨学援助、国際交流などの奨励に資する事業を展開しています。

<令和元年度 学校法人東京電機大学学術振興基金「丹羽保次郎記念論文賞」授賞式 開催概要>

■日    時:令和2年2月22日(土) 10:00~12:00
■会    場:東京電機大学東京千住キャンパス1号館3階カシオホール
(住所:東京都足立区千住旭町5番 *北千住駅東口(電大口)徒歩1分)
■プログラム :授賞式、および受賞者によるプレゼンテーション

*ご取材をご希望の際は、2月21日(金)までに、下記までご連絡いただきたくお願い申し上げます。

<取材に関するお問い合わせ先>
学校法人東京電機大学 総務部(企画広報担当) 担当 本田・石井
TEL:03-5284-5125/FAX 03-5284-5180  e-mail:keiei@jim.dendai.ac.jp
〒120-8551 東京都足立区千住旭町5番 https://www.dendai.ac.jp/