CySec ワークショップ 2023秋

2023.08.31

国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec)では、基礎から応用までを体系的に学べる場の提供を持続的/発展的に実現していくために、サイバーセキュリティ研究所とタッグを組み、サイバーセキュリティ教育プログラムの在り方を研究課題とするサイバーセキュリティ学研究プロジェクトを推進しています。このたび、プロジェクトの一環として標題のワークショップを開催することとなりましたのでご案内いたします。

本ワークショップでは、サイバーセキュリティの注目度が高い分野である、医療機器、自動車をトピックスを取り扱い、オフラインを主としたハイブリッド形式にて開催いたします。また、当日はCySecの前期修了式とサイバーセキュリティ分野に係る皆様が一層交流を深められるよう「OBOG会の再開に向けた交流会」も実施いたしますので、ふるってご参加ください。

ご参加にあたっては、下記の開催概要・プログラムをご参照のうえ、参加登録フォームより登録をお願いいたします。

開催日時
2023年9月14日(木) 15:00~18:30
開催場所
ハイブリッド形式
来場型イベント
会場:東京電機大学 東京千住キャンパス 1号館2階 1204~06室 (住所:東京都足立区千住旭町5番 ※北千住駅東口(電大口)徒歩1分) 定員:150名(参加費:無料/事前登録制)
オンライン配信
配信形式:Zoom
定員:200名(参加費:無料/事前登録制)
対象
CSIRTやシステム管理等でセキュリティ関連業務を担当される方
セキュリティ関連業務に興味を持っている方
共同主催
東京電機大学 サイバーセキュリティ研究所
東京電機大学大学院 未来科学研究科 国際化サイバーセキュリティ学特別コース(CySec)

プログラム

第一部 CySecワークショップ2023秋
参加登録フォームから参加登録をお願いします。

15:00~15:10 オープニング
寺田真敏 (CySec責任者)

15:10~15:55 医療機器サイバーセキュリティの規制・規格の動向
村瀬元氏 (株式会社UL Japan)

【概要】コンピューター制御された医療機器のセキュリティ脆弱性等は、患者の安全や医療機器の基本性能に影響を与える可能性がある。それゆえ、それら懸念に製品ライフサイクルで取り組むために各国の規制当局からガイダンス、IECから規格が策定・発行されてきている。本講演では、それらガイダンスや規格の動向について概説する。

15:55~16:05 休憩

16:05~16:50 従来のサイバーセキュリティ工学から見た AI/ML のサイバーセキュリティ:自動運転を例に
田口研治氏 (株式会社UL Japan)

【概要】自動運転システムなど様々な産業分野において AI/ML(人工知能/機械学習)システムの導入が進んでいる。自動運転システムに対するセキュリティ上の問題も、安全と同様に重要になりつつあり、どのように対策するかが大きな課題となってきている。本講演では、従来からのサイバーセキュリティ工学からの観点から見た、AI/ML システムに関するセキュリティへのリスクベースのアプローチの概要と自動運転システムとの関連を述べる。

16:50~17:00 クロージング
寺田真敏 (CySec責任者)

17:00~18:00 CySec OBOG会の再開に向けた交流会

第二部 2023年度前期修了式・交流会(今期の修了生以外もご参加いただけます)
第二部からの参加も可能です。
ワークショップとの合同開催としているため、参加登録フォームから参加登録をお願いします。

18:00~18:30 2023年度前期 修了式

お問い合わせ
東京電機大学CySec事務局まで
cs-jimu@cysec.dendai.ac.jp