2022.01.20
埼玉加工・業務用野菜スマート農業実証コンソーシアムが、スマート農業シンポジウム~加工・業務用野菜の機械化一貫体系とサプライチェーン最適化~を開催します。
農業の現場では、担い手の減少や従事者の高齢化により労働力不足が深刻化しています。依然として人手に頼る作業も多く、省力化や負担軽減が重要な課題となっています。これら生産現場での課題に対して、ロボットやAI, ICTなどの先端技術を活用することで、省力化・効率化・高品質生産を実現する「スマート農業」の取り組みが推進されています。
本シンポジウムは、農林水産省スマート農業実証プロジェクトの取り組みの紹介および成果報告を兼ねて、加工・業務用野菜のスマート農業技術や農業機械のシェアリング、サプライチェーン連携に関する最新の知見を共有することを目的に開催します。
13:00 開会挨拶・趣旨説明
13:05 基調講演
「野菜・花きにおけるスマート農業実証プロジェクトの概要と農研機構の取組」
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 野菜花き研究部門 松元哲 所長
13:35 プロジェクト報告
1) 実証概要
東京電機大学 未来科学部 ロボット・メカトロニクス学科 釜道紀浩 教授
2) 成果報告(シェアリング、サプライチェーン連携)
日本能率協会コンサルティング 金子恭久 氏・柳沼草介 氏
14:35 招待講演 (関連コンソの取り組み紹介)
1)「スマートフードチェーンによる野菜生産強靭化の実証」
愛媛大学 社会連携推進機構 地域協働センター西条 羽藤堅治 センター長
2)「広島型キャベツ100ha経営におけるスマート農業化への試みとその展望」
県立広島大学 生物資源科学部 生命環境学科 三苫好治 教授
15:35 総合討論・質疑
15:55 閉会挨拶
本シンポジウムは、農林水産省「スマート農業技術の開発・実証プロジェクト」(事業主体:国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構)の支援により開催致します。
※埼玉加工・業務用野菜スマート農業実証コンソーシアム
構成員:
[代表機関]学校法人東京電機大学
[共同実証機関](株)日本能率協会コンサルティング、(株)関東甲信クボタ、クボタアグリサービス(株)、(株)クボタ、(株)セネコム、JA三井リース(株)、埼玉県(農林部生産振興課、本庄農林振興センター)、(株)リンガーハット
[生産者](株)関東地区昔がえりの会、(株)埼玉玉ねぎ生産供給センター、(有)こだわり農場鈴木、長野昔がえりの会、松川村営農支援センター
実証課題:
加工・業務用野菜サプライチェーン最適モデル構築を目的とした、キャベツ・玉ねぎの機械化栽培技術体系と産地リレーと連動したスマート農機の県間広域シェアリングによる低コスト技術体系の実証
お問い合せ先:東京電機大学 研究推進社会連携センター(研究推進担当)
TEL:03-5284-5230