2019.04.12
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TDU Space Projectは、模擬惑星探査機CanSat(Can Satelliteの略)の開発を通して社会に出て即戦力になるエンジニアとなるための学生によるプロジェクト活動であり、企画、設計、製作、試験まですべて学生が主体的に行っています。
CanSatとは、全長240mm以下、直径 140mm 以下の円筒に収まり、重量 は1050g 以下です。私達は毎年9月にアメリカで開催される、実証実験ARLISS(アーリス)と3月に種子島ロケットコンテストに出場しています。
〇ARLISSとは…
模擬惑星探査機CanSat(カンサット)の実証実験で、世界6か国から総勢200名が参加します。会場はアメリカのネバダ州ブラックロック砂漠で開催され、火星のように周囲には何もなく、日差しが強く乾燥した過酷な環境で行われます。各参加チーム独自のミッションを与えられたCanSatは、ロケットを用いて上空4000mまで打ち上げ、パラシュートなどを用いて降下させ、外部からの操作を一切行わない、自律走行で目標地点に向けて約5km走行します。最終的にはミッションの達成率や技術力の高さが評価され、賞が与えられます。
〇種子島ロケットコンテストとは…
鹿児島県種子島のJAXA宇宙センターで開催され、日本全国から総勢48チーム190名が参加します。種子島ロケットコンテストでは、気球によって上空50mから投下し、目標地点にいかに近く到達するかを競うコンペティションとして行われます。評価は技術発表会での機体のプレゼンテーションと競技の結果によって行われます。
今回の展示では、ARLISSで技術部門6位を獲得した機体と、種子島ロケットコンテストで3位を獲得した機体を用いて、大会を模擬したデモンストレーションを行います。高い強度を持ち、荒れた路面でも楽々走破できる機体をぜひ見に来てください。