生命科学系 田中眞人教授 最終講義

2019.02.19

理工学部 生命科学系 田中眞人教授による最終講義
「化学と生物、基礎と応用、教育と研究のはざまで
できたこと、できなかったこと」
~3月16日(土)13:30より、埼玉鳩山キャンパス10号館にて~

理工学部 生命科学系 田中眞人教授が3月末で退任されることにともない、最終講義を以下のとおり開催致します。

「ポリプロリンに惑わされて」

プロリンはイミノ酸です。従って、プロリルペプチドには水素結合に関与できる水素がなくヘリックスやシートを形成できません。タンパク鎖中でプロリン残基が連続すると左巻のポリプロリンらせん構造を取ります。このらせん構造が細胞内における目印となるという仮説に取りつかれて研究生活を送ってきました。
ちょうど生化学的考え方から分子生物学や遺伝子工学が生まれ育っていく時代でもあり、新しい技術が生まれる過程を体感できたことは幸運でした。化学と生物、基礎と応用、研究と教育のはざまで遭遇した個人的経験をお伝えできれば幸いです。

1)田中眞人教授による最終講義

日時:平成31年3月16日(土)13:30〜15:15
演題:「化学と生物、基礎と応用、教育と研究のはざまでできたこと、できなかったこと」
場所:埼玉鳩山キャンパス 10号館第2メディアルーム(204教室)

2)記念パーティー

開催時刻:15:30〜17:30
会場:埼玉鳩山キャンパス 4号館第一食堂「欅」
会費:1,000円(当日、会場にてお支払いください)
   2,000円
*お申し込み無しでも参加可能ですが記念パーティーにご参加される方は下記までご連絡ください。
問い合わせ先:生命科学系事務室 稲垣(stf.inagaki@jim.dendai.ac.jp)