2018.12.20
東京電機大学(以下「電大」と略す。)では、安田浩学長主導の元、文部科学省の私立大学研究ブランディング事業として、「グローバルIoT時代におけるセキュアかつ高度な生体医工学拠点の形成」を平成29年度より5年間の事業として開始しております。この事業の中で、ME機器の高度で安全なリモートメンテナンスシステムを検討していく事としており、このため、他領域における先進的リモートメンテナンスを学びつつ、どのようなシステムが適切かについて、参加者のディスカッションも行うAI活用リモートメンテナンス研究会を設置しました。
これまでに、
-「IoT時代の設備ライフサイクルメンテナンス」
-「科学衛星異常監視・診断システム(ISACS-DOC)について ーこれまでの開発・運用で学んだことー」
-「NEDOのAI活用風力発電リモートメンテナンスシステム開発プロジェクトについて」
-「東京大学医学部付属病院におけるME機器管理の現状と課題」
-「IoTで安全性・信頼性を向上!~JR東日本によるメンテナンス革新とは~」
-「自動車の排気ガス車載診断(OBD)システムについて」
-「船舶の航海機器リモートメンテナンスシステムについて」
の講演を頂き、研究会会員間の議論を深めております。
第8回は、医療用IoTシステムのためのセキュリティ技術の開発の話です。今後も引き続き、有用な領域について、メンテナンスシステムに関わる講演を戴く予定としております。