2018.10.05
東京電機大学(以下「電大」と略す。)では、安田浩学長主導の元、文部科学省の私立大学研究ブランディング事業として、「グローバルIoT時代におけるセキュアかつ高度な生体医工学拠点の形成」を平成29年度より5年間の事業として開始しております。この事業の中で、ME機器の高度で安全なリモートメンテナンスシステムを検討していく事としており、このため、他領域における先進的リモートメンテナンスを学びつつ、どのようなシステムが適切かについて、参加者のディスカッションも行うAI活用リモートメンテナンス研究会を設置しました。
これまでに、「IoT時代の設備ライフサイクルメンテナンス」、「科学衛星異常監視・診断システム(ISACS-DOC)について ーこれまでの開発・運用で学んだことー」、「NEDOのAI活用風力発電リモートメンテナンスシステム開発プロジェクトについて」、「東京大学医学部付属病院におけるME機器管理の現状と課題」、そして第5回目として、「IoTで安全性・信頼性を向上!~JR東日本によるメンテナンス革新とは~」の講演を頂き、研究会会員間の議論を深めております。
今回は、自動車に搭載されている排気ガス異常の検知システムについてで、米国カリフォルニア州の厳しい環境規制クリアのためにできた全世界で利用されているシステムの話です。
今後も引き続き、有用な領域について、メンテナンスシステムに関わる講演を戴く予定としております。