2023.11.10
9月10日から15日に、米国ネバダ州ブラックロック砂漠で開催された模擬惑星探査機CanSatの国際大会「ARLISS 2023」において、理工学部 TDU Space Projectが好成績を収めました。
Accuracy Awardは当チームが参加したカムバック部門の賞でゴールに機体をどれだけ近づけたかによって決まります。今年は26チームが参加し、TDU Space Projectはゴールまで660mまで走行し4位となりました。
大会では2回の打ち上げを行い、1回目の打ち上げではパラシュート分離が行えず、リタイアとなりました。2回目の打ち上げでは分離が行われ、走行したものの、風により着地地点がゴールから5kmと大きく流され、ゴールから660m地点でバッテリー切れによる停止となりました。
今大会では想定よりも走行距離が長かったことからゴールまでたどり着くことはできませんでしたが設計時の走行距離を満たしていることが確認でき、今回新たに搭載した長距離無線機の効果を確認することもできました。
また、打ち上げ地点付近を走行したことにより、多くの人に機体の走行を見てもらうことができ、最終日に行われた技術交流会でも高い注目を集めることができました。
今回得られた結果を活かし来年の3月の種子島ロケットコンテスト、次回のARLISSに向け、チーム一丸となって活動していきます。これからもよろしくお願いいたします。
TDU Space Projectは模擬惑星探査機(CanSat)の開発を通して、応援してくださる皆さんに驚きとワクワクを与えることを目標としています。また活動で得た経験を活かし、社会に貢献し、即戦力となるエンジニアを目指して活動しています。