2023.08.22
7月20日(木)および21日(金)に開催された、日本包装学会第32回年次大会において、工学研究科 電子システム工学専攻 佐藤健人さんが、学生ベストポスター賞を受賞しました。
近年、プラズマの応用研究では、“プラズマアグリカルチャー”が注目されています。
プラズマ中の活性粒子が殺菌効果により、農産物における殺菌剤や防腐剤の使用が減少すると考えられており、食の安全性や食糧問題への大きな貢献が期待されます。
佐藤さんの研究はプラズマ殺菌処理の効果を画像解析を用いて定量的に評価するものです。何百枚もの写真データを簡単かつ迅速に解析し、その結果を自動的に評価することができるものです。
本研究で開発された装置やシステムは低コストで実施可能です。画像処理からデータ分析までの一連の手順を自動的に行い、プラズマ処理の有効性が定量的に証明がされ、これが高く評価されました。