2021.08.03
情報通信工学科の山下孝博さんが、WordPress用プラグインSEO Backlinksにおける格納型クロスサイトスクリプティングの脆弱性を発見しました。
発見された脆弱性は、CVE Numbering Authority (CNA)であるWordfence社に報告され、そのCVSSスコアは8.8 (High)と評価され、vulnerability advisoriesにおいてCVE番号とともに公知になりました。
*脆弱性とは
コンピューターネットワークにおける安全上の欠陥。オペレーティングシステムやアプリケーションソフトのバグ、開発者が予期しなかった利用方法などにより、悪意のある第三者によってコンピューターウイルスに感染させられたり、不正アクセスの被害にあったりするおそれがあること。
*脆弱性番号とは
脆弱性を発見し報告すると脆弱性番号(CVE番号、JVN番号)が割り振られ、その脆弱性が修正されると発見者名とともに公表されます。脆弱性番号は半永久的に残る発見者の業績になります。