2017.09.20
8月22日、自然科学系列 曽江講師が千葉市科学館にて中学生対象「リフレッシュ理科教室」の講師を務めました。
「リフレッシュ理科教室」は応用物理学会・応用物理教育分科会の主催で、身近なサイエンスの原理を工作実験の体験から理解を深め、その偉大さに迫りサイエンスに感激することを期待して毎年開催されています。
応用物理学会主催のリフレッシュ理科教室は、物理教育分科会に所属している学会員の中から実行委員をたて、実行委員の所属する大学が中心となって関東で毎年開催されています。
曽江講師が実行委員となり千葉市科学館と連携して理科教室を実施して5年目になりました。毎年多くの子どもたちと小・中学校の教員の方が教室に参加します。今年度のテーマは「夏の夜空を科学しよう!」で、1個の光源から花火を表現することを目的とする工作を行いました。
中学生には難しい内容だった様子でしたが、それぞれの部品が作り終わり設置した後、花火がスクリーンに現れるとよりきれいに花火を表現しようと一生懸命にレンズの位置や光源の位置をいじる子供たちの姿、また考えながらチャレンジしている子供たちの真剣な表情が印象に残る教室になりました。
また、小学校や中学校の先生方にはグループ討論会(SGD)を設け、リーダーを決めてまとめてもらいましたが、どの先生も活発に話されていて活気溢れる印象でした。様々な意見を発表していただき、教育現場の一面を見ることができ今年も有意義な教室になりました。