第14回TDUアイディアコンテスト 努力賞 髙橋 洸人さん

2017.05.31

第14回TDUアイディアコンテストで努力賞を未来科学研究科情報メディア学専攻の髙橋 洸人さんが受賞されました。

受賞名
第14回TDUアイディアコンテスト 努力賞
受賞者
髙橋 洸人
所属
未来科学研究科情報メディア学専攻
研究室名
実空間コンピューティング研究室
指導教員
岩井 将行 准教授

受賞概要

現在、残留申請には教員の手間がかかっている。あらかじめ決められたフォーマットで CSV ファイルの作成が必要となる。教員もこんなところに時間を割きたくない。また、研究のために残留したい学生は多い。残留には教員の許可が必要で、そのための連絡などのコミュニケーションも必要となる。

そこで、教員と学生が共にこの手順を楽に済ませる事ができるシステムを作成した。学生は当システムに学番メールでアカウント作成をする。学生アカウントでログインすると、「教員」と「教室」、「日付」を指定して残留申請を登録することができる。教員はログインしてボタン一つで残留申請の CSV をエクスポートできる。あとはその CSV ファイル一つを marco システムに登録するだけである。

学生は残留するスケジュールをカレンダーの UI から該当の日付をそれぞれクリックするだけで済む。教員も複数人の学生の申請を一括で承認できる。大幅に手間を減らすことに成功した。

TDUアイディアコンテストとは?

東京電機大学では本学学生が自身の知識、興味、関心に基づいて、新規性のある発想を創出することを促進し、教育研究活動及び学生生活の活性化を図ることを目的として毎年開催しています。

受賞者のコメント

「学生と教員の手間が少なくなる」、「手動作業でのエラーが減る」という点がメリット

1. カレンダーUI
Web アプリケーションの UI はカレンダーがベースとなっていて、直感的で少ない操作で登録することができる。
教員の画面も全学生の申請を一覧する事ができる。

2. アカウント管理と学生の信頼性
本システムは学籍番号メールを通して登録を行なうため、システム上の学生は本人である事が保証される。教員も学籍番号などのミスも減る。

3. 教員へのリマインド(未実装)
学生が登録した申請は教員に承認してもらうために、メールで通知が飛ぶ。または、当日に未エクスポートの申請がある場合に通知をする。

4. ニックネーム機能
marco システム上のパラメータでは学生の識別が学籍番号のみであり、識別が困難である。パラメータの中には使用されていない「その他」という項目があり、そこに学生の名前をいれる事でわかりやすくなる。システム上でニックネームを登録できるようにサポートして「その他」に出力するようにした。