空間・環境情報デザイン研究室 〜未来の建築・生活空間をデザインする〜

2016.12.20

 研究室では、人間—環境系デザイン理論をもとに、未来社会に向けた諸問題に対応した建築・都市(地域)・生活空間のデザインについて探究しています。

 現在進めている主な研究テーマは、「知的活動を向上させる環境デザイン」「高齢者が生き生きと暮らせる建築・生活環境デザイン」「生命に学ぶ建築デザイン」「ロボットと共生する生活空間デザイン」「デジタル技術を応用した建築デザイン」など広域に跨っています。
 研究は、論文研究と設計研究と両輪で進めています。研究では、平成27年度より科研費基盤研究(B)「人の知的活動を支援する環境デザインの研究」を獲得するほか、慶應大学と共同で科研費基盤研究(B)「見守り支援ロボットを組み込んだ独居高齢者の自立生活を支える住空間」の研究に取り組んでいます。
 最近では、研究室の為谷翼君が「REAL SIZE THINKING 2016」で審査員特別賞を、嶋優之介君が「木の家設計グランプリ2016」でビルダー賞を受賞(他研究室学生と共作)するなど設計活動も活発になっています。
 研究室の卒業生は、大手ゼネコンや住宅メーカーの設計、技術関係のほか、ファシリティマネージメント、オフィスデザイン、設計事務所など幅広い分野に就職しています。
 研究室のOB・OGを含めた研究室メンバーは、生涯を通じた「兄弟(姉妹)」であり、縦の人的ネットワークを大切にできるよう定期的に研究室主催のパーティやイベントを行っています。そうした人的ネットワークが、学生の就職活動やOB・OG同士の実際の仕事につながるケースもあるようです。

空間・環境情報デザイン研究室 〜未来の建築・生活空間をデザインする〜 OG・OB を含めた研究室のパーティ (2 列目中央が筆者)

☆☆☆ 研究室訪問 第599号(2016.12.20)☆☆☆
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