第88号　「まさに東京電機大学人」

　大学同窓会、電機学校同窓会の総会が4 月23 日に開催されました。大学同窓会は約150名、電機学校は約50名の卒業生が東京千住キャンパスに集い、各々総会を開催、大学同窓会では4月に学長に就任した安田浩教授の挨拶もありました。懇親会は仲良く合同で開催され、和やかな雰囲気になりました。

　さて少し前になりますが、3月の卒業式の後、私を訪ねてくれた2人の卒業生がいました。彼女たちは、中学校、高等学校、大学学部、大学院修士課程まで本学で過ごし、入学式・卒業式の度に私の祝辞を聞き続けたそうです。そして日本武道館での修了式を終え、いよいよ母校を離れる前に、ぜひ私に直接会いたいと理事長室を訪ねてくれたのでした。未来科学部長の積田教授も同行されました。

　実は、お二人とも建築学を専攻し大変優秀で、在学中に二級建築士の資格を取得、就職も決まり満足して卒業式を迎えたそうです。私からは、同窓会には必ず顔を出し、今後は卒業生として本学を見守って欲しいと伝えた次第です。12年間を本学園で過ごした、まさに「東京電機大学人」で、私も大変嬉しく感じた次第です。他にも中学校から大学学部まで10年を過ごした卒業生も約40名いるそうで、いっそうの活躍を期待したいと感じています。

　卒業生は母校の最大の応援団であり、卒業生の社会での活躍が大学の評価そのものであります。卒業生にはぜひ社会での活躍と母校へのご支援をお願いしたいと思います。

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