2014.12.20
12 月13日に、本学園学術顧問の吉川弘之先生が日本学士院会員に選ばれました。日本学士院は文部科学省の特別の機関で、学術上功績顕著な科学者を優遇するものです。
先生のご専攻は機械工学・一般設計学で、複雑化統合化が進む現代の工業製品や建造物の全体を見通すことのできる一般設計学、およびそれらを人工物総体として社会への影響を考察、検討する人工物工学を提唱してこられました。本学園にも学術顧問として様々な機会にご指導、ご助言を頂いており、喜ばしい限りであります。
特に、今年の学園創立記念日を記念して開催した古田学長との対談では、「変動する工学に対応する教育の実現」が期待されていること、また研究では「社会的な期待を明確にし、それに応える研究を研究者が協力して行うべき」とのご提言を頂きました。
そして今日は、「あらゆる分野が協力し進化を実現していく社会であり、組織においては構成員が目標を共有し、役割認識をもって行動することが重要である。こうした構成員同士の協力により、強い組織が実現される」とのお話があり、TDUにあっても、「互いに協力する構成員によって強くなる大学を、ぜひ実現して欲しい」と、期待のお言葉を頂いた次第です。
改めまして、先生が日本学士院会員になられたことをお慶びするとともに、先生のご指導、ご助言を活かし、本学園もさらに発展していきたいと考えるものであります。
☆☆☆理事長メッセージ 第75号(2014.12.20)☆☆☆
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