第69号　「学園中長期計画～ＴＤＵ Vision2023～を策定」

　本学園は、2007年の学園創立100周年記念事業として、未来科学部新設と全学的改編を実施、その中核事業として2012年に東京千住キャンパスを開設しました。その間、大学グランドデザインを策定し具現化を推進、志願者数は20,000名を越え、財政健全化も推進し、2005年に策定した中長期計画は一定の成果を得ました。そして東京千住キャンパス第2期計画地であるⅠ街区および近接地確保により、次の100年に向けた教育・研究基盤を整備する条件が整いました。
　こうした状況を踏まえ2012年6月、将来構想企画委員会に「将来の東京電機大学のあるべき姿について」を諮問し答申を受けるとともに、中学校・高等学校の将来計画や財政健全化に関しても検討を行いました。
　そしてこの度、これらを踏まえた、2014年度から10年間を目途とする「学園中長期計画～ＴＤＵ Vision2023～」を策定しました。
　私学の評価は、建学の精神と教育・研究理念を反映した教育、研究、社会貢献の成果に基づくもので、学生・生徒や社会からの評価によるものであると考えます。学園を取り巻く環境は決して楽観を許すものではありません。しかし、建学の精神、教育・研究理念のもと歴史と伝統を受け継ぎ、中長期計画で定めた目標達成に向け、教職員が一体となり、さらなる飛躍に挑戦する所存であります。

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