第61号 「東京電機大学で学ぶ」での講義

有意義な学生生活を送ることを目的とした1年生の授業「東京電機大学で学ぶ」で、私が講師を務めました。この授業は、本学3キャンパスをつないだ遠隔講義で、毎回いろんな講師の方が担当します。6月19日は、「東京電機大学で学ぶとは」をタイトルにしました。
　 まず約170名の学生たちを前に、「今日は理事長ではなく、皆さんの古い先輩の話として聞いて欲しい」と伝え、科学技術を志し東京電機大学に入学したこと を歓迎しました。そして本学の先生、さらに多くの卒業生が社会で活躍していること、その結果、社会から高い評価を得て抜群の就職実績を誇ることを説明しま した。その後、私の体験談として学生時代に遊びまわっていた話、就職後は分野の違う部署に配属され挫折寸前になったが一念発起で勉強し大きく成長したこ と。学生時代にもっと勉強しておけばよかったと大いに反省したことも話しました。
　最後に、頭が良いとか悪いとか言うが人間の脳には大きな差はな い。高校までの成績やどの大学で学んだかも重要ではない。最も大切なのは「これから何を学ぶか」で、それを決めるのは「あなた（学生）自身」である。せっ かく入学したのだから、「いま、ここで」頑張ろうと決意して自信と誇りをもって学生生活を送って欲しいと伝えました。
　学生たちが、TDUを知って、学んで、楽しんで、卒業したらＴＤＵの歴史と伝統を守って欲しいとお願いしました。4年後に大きく成長して卒業式を迎える日が今から楽しみです。

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