第10号　「校友会創立100周年と認証評価」

10月17日（土）に社団法人東京電機大学校友会の創立100周年記念式典が挙行されました。当日は、卒業生など約600名が会場のホテルグランドパレスに集まりました。厳かな中にも晴れやかな雰囲気につつまれ、11時の開式ののち石塚昌昭校友会理事長の式辞、そして私と古田学長の祝辞と次第が進みました。式典終了後は100年を迎えた祝賀の空気に包まれ、前田知洋氏の講演会、祝賀会が開催され、和やかなうちに会は終了しました。多くの卒業生の喜びのお顔を拝見するにつけ、学園も卒業生の皆様のご期待に応えるべく、さらなる発展を目指さなければならないと感じた次第であります。
　さて、大学では現在、大学基準協会の認証評価を受審中であります。過日は全キャンパスの実地視察も行なわれ、教育の第一線をご覧頂くとともに、各学部責任者へのヒアリングも行なわれました。審査にあたっては、自分達で決めたことを実現できているかを評価されるものと考えています。大学にあっては、建学の精神や教育・研究の理念をきちんと実行できているかが評価されたと考えています。企業でもよく誤解されるのですが、外部評価は評価を受けること自体が目的なのではありません。評価はあくまで手段なのであります。評価を受け、または評価のための作業を通じ、出てきた課題を改善することが目的なのであります。
　当たり前のことでありますが、ＰＤＣＡをまわし改善を行うことが本学のさらなる発展の鍵である、と考えています。

☆☆☆理事長メッセージ　第10号（2009.10.30）☆☆☆
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