2009.10.02
本学園の卒業生の組織である社団法人東京電機大学校友会は、創立100周年を迎え、記念式典を10月17日（土）にホテルグランドパレスにて挙行することとなりました。
本学校友会は、廣田精一、扇本真吉両先生により明治40年に創立された電機学校の卒業生を発起人に、わずか２年後の明治42年10月21日に「電機学校同窓会」として発会しました。初代会長には廣田先生、副会長には扇本先生が就任され、当初35名だった会員は、学園の発展とともに、卒業生と母校との連携、会員サービスの充実、学園活動への支援等、様々な取り組みを通し、校友や学園にとりまして多くの役割を果してきました。
当時の会則には、「本会は会員相互の交誼及び母校との連携を確保しもって醇美なる我校風を永遠に保維するを目的とす」とあります。“醇美なる我校風を永遠に保維する”という文言からは、電機学校がいかに卒業生に愛されていたかが感じられます。
私は常々、学校の評価とは、建学精神や理念に基づいた教育を受けた卒業生の社会での活躍、そして卒業生の母校愛に尽きると思っています。卒業生の活躍、また母校を思う気持ちは、何にもまして教職員の喜びなのであります。
一昨年に１００周年を迎えた学園に引き続き、校友会が１００周年を迎えられることは大変感慨深く感じます。学園、校友会とも次の１００年に向け、さらなる発展を目指したいと考えています。
☆☆☆理事長メッセージ 第8号（2009.10.2）☆☆☆
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