第7号 「東京電機大学 三位一体の学内改革」

2009.09.14

9月を迎え学校はいよいよ新学期スタートです。先の衆議院選挙では政権交代という大きな出来事がありましたが、季節は毎年かわらず、虫の声に秋を感じる今日この頃であります。
 さて、今回は例年、全職員を対象に開催している研修会で、私が冒頭にお話ししたことをご紹介したいと思います。
 私は日頃、今日、社会の状況と学園の現状を正しく見て、激動する社会変化に対応できる大学に改革改善しなければ、社会から必要とされない大学になってしまうと考えています。本学は現在「東京千住キャンパス創設の推進」と「TDUグランドデザインの具現化」をはかり、さらに「財政健全化」の推進を目指しています。しかしこれらは独立でなくワンセットであり、これを「東京電機大学 三位一体の学内改革」と呼んでいます。教職員はこれに向かって全員参加で努力し、体質改善を目指すことが社会から必要とされる大学になる鍵と考えているとの話をしました。
 難しいと感じる職員もいるかもしれません。しかし要は、創立者や先人の思いに立ち返り、当たり前のことを当たり前に行動すれば良いと考えています。本学には100年の歴史と伝統という貴重な経営資源があります。現代社会のニーズに如何に応えるかを、我々教職員が誠実に考え、工夫し、努力することで思いをひとつにすることが大切と考えます。学園構成員が分かち合いの心“TDU Shares”を持ち、一体となって学園運営に邁進実践すれば、本学園の発展は間違いないと考えているのであります。

東京電機大学 三位一体の学内改革

☆☆☆理事長メッセージ 第7号(2009.09.14)☆☆☆
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