フォーミュラSAEプロジェクトがFormula SAE Australasia 2020に参加

2020.12.15

東京電機大学フォーミュラSAEプロジェクトが、12月14~18日にかけて開催される「Formula SAE Australasia 2020」に参加します。
今年はオーストラリアでの開催は中止となり、オンラインで開催されます。機械的なデザインやコスト管理を競う静的イベント「デザインイベント」「コストイベント」「ビジネスプレゼンテーションイベント」の3種目で成績を競います。

デザインイベントの様子(2019年オーストラリア大会)

フォーミュラSAEとは、日本の自動車技術会に相当する米国SAE(Society of Automotive Engineers)が主催する教育プログラムで、世界各国の大学生が共通のルールに基づいて小型のレーシングカーを開発し、設計技術や走行性能を競い合います。本プログラムは工学だけでなく幅広い能力を持った人材育成を目的としているため、コースを走行してタイムを競うだけでなく、レーシングカーを開発するベンチャー企業という想定のもと、販売戦略やコスト管理能力、開発能力などが審査員とのディスカッションにより評価されます。

昨年は、マシンの製造費の低さと管理能力を競う種目であるコストイベントで、製造費の管理の他、さらなる減額を想定した場合の提案について審査され、2位を獲得しました。

コストイベントで2位を獲得(2019年オーストラリア大会)

集合写真

*写真はすべて2019 FormulaSAE Australasia