「システムデザイン工学研究科」（修士課程）を新設

2021年4月に東京電機大学大学院を改編
「システムデザイン工学研究科」（修士課程）を新設
工学研究科・理工学研究科には新専攻を設置

学校法人東京電機大学

東京電機大学(学長 射場本忠彦)は、2021年4月に大学院を改編します。
新たに「システムデザイン工学研究科」(修士課程)を設置し、その下に「情報システム工学専攻」および「デザイン工学専攻」を新設します。同研究科は、自然と社会とに調和し、人間がより充実した生活が営める環境の創生に要する科学技術を開発、発展させる能力の修得を目的としています。
また、工学研究科と理工学研究科(いずれも修士課程（既設))に、各2専攻を新設。一方、情報環境学研究科(修士課程)、および理工学研究科(同)の電子・機械工学専攻は2021年度からの入学者の募集を停止します。
このたびの大学院改編は、2017～2018年に実施した学部改編に対応し、大学院組織を再編するものです。

１．改編の概要
１）新研究科の設置
・「システムデザイン工学研究科」(修士課程)
新たに｢システムデザイン工学研究科」(修士課程)を設置。同研究科の下には「情報システム工学専攻」(入学定員：35名)および「デザイン工学専攻」(同：25名)を新設します。

２）新専攻の設置
・「工学研究科」(修士課程(既設))に2専攻を新設
｢工学研究科」(修士課程(既設))に、「電子システム工学専攻」(入学定員：25名)および｢先端機械工学専攻」(同：25名)を設置します。
・「理工学研究科」(修士課程(既設))に2専攻を新設
｢理工学研究科」(修士課程(既設))に、「機械工学専攻」(入学定員：18名)および｢電子工学専攻」(同：18名)を設置します。

３）その他
・2021年度からの入学者の募集を停止
｢情報環境学研究科情報環境学専攻」(修士課程)、「理工学研究科電子・機械工学専攻」(同)の2021年度からの入学者の募集を停止します。
・既設研究科・専攻の定員を変更
改編に伴い、既設研究科・専攻の定員を変更します。
2021年度の大学院全体の入学定員は514名(2020年度比 5名増)となります。
 
２．新研究科・新専攻の概要
●新研究科「システムデザイン工学研究科」(2専攻)の概要
・場　　所：東京千住キャンパス(東京都足立区)
・研究科名：システムデザイン工学研究科
[コンセプト］
学部教育で培った科学技術に関する知識をさらに発展させ、自然と社会とに調和し、人間がより充実した生活が営める環境を創生するに必要な科学技術の開発、およびそれを発展させる能力を修得させることを目的としています。
すなわち、快適で充実した生活のデザインと、それが営める環境の創生・維持と発展に科学技術を適用し、かつ共生させることができる幅広い視野と時代の方向性を見通す先見性と創造性を有する高度専門科学技術者を養成します。

・専 攻 名：情報システム工学専攻(入学定員：35名)、デザイン工学専攻(同：25名)
[コンセプト］
科学技術者としての高い倫理観と、時代の変化、多様化そしてグローバル化に対応できる能力を涵養することを目的としています。
｢情報システム工学専攻」では、次世代情報社会の基盤を担う人材を養成します。次世代ネットワーク環境におけるビッグデータを伝達・蓄積・解析するために必須となる技術や人工知能（AI)、Internet of Things(IoT)、超高速移動体通信などに関する最先端技術を高度なプログラミングスキルとともに習得します。
｢デザイン工学専攻」では、複数分野の技術や知識が融合する場において、実践的かつ先見性をもって問題解決し、新たな「モノ・サービス・空間」を創造して私たちの生活を変革できる人材を養成します。現状の課題だけでなく将来に得る結果をデザイン思考で問題解決できる能力と、ユーザーや社会、環境に関する知識や最新技術を主体的に習得します。

●「工学研究科」(修士課程(既設))の新専攻（2専攻）の概要
・場　　所：東京千住キャンパス(東京都足立区)
・専 攻 名：電子システム工学専攻(入学定員：25名)、先端機械工学専攻(同：25名)
[コンセプト］
｢電子システム工学専攻」では電子工学および光工学・情報工学に関して、また「先端機械工学専攻」では機械工学分野に関して、確かな基礎力と独創性、創造性のある研究能力と高い倫理感を持ち、現代社会での問題に実践的に即応できる研究者および高度科学技術者養成のための教育研究を行います。

●「理工学研究科」(修士課程(既設))の新専攻（2専攻）の概要
・場　　所：埼玉鳩山キャンパス(埼玉県比企郡鳩山町)
・専 攻 名：機械工学専攻(入学定員：18名)、電子工学専攻(同：18名)
[コンセプト］
科学技術の進歩と変革、産業の拡大などに伴い多様化する高度技術社会に対応できる研究者・高度専門科学技術者・職業人の養成を目的とし、学際的な専門知識と技術力を持って、社会に貢献できる創造性豊かな人材を養成します。
｢機械工学専攻」においては機械工学を基盤として、｢電子工学専攻」においては電気・電子工学を基盤として、該当工学の基礎力の強化とともに応用力が身につく教育研究を行います。

３．大学院全体の改編一覧

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