安田進教授 最終講義のご案内(3/10)

2018.03.01

報道関係各位

液状化現象研究の第一人者
安田進教授 最終講義のご案内
「地盤災害の軽減に向けて」
東京電機大学理工学部 建築・都市環境学系
— 3月10日(土)13:30より 埼玉鳩山キャンパスにて —

安田教授は、地震時における地盤の液状化問題を中心に研究をされ、土構造物やライフラインの耐震設計、地震や豪雨時の斜面崩壊などにも取り組まれ、その成果は、多数の著書として、関係業界に普及されています。また災害時には数々のメディアにも専門家として出演し、分かりやすい解説をされてきました。
先生は、学術研究を通して培われた見識と豊富な経験を活かし、社会的活動にも幅広く取り組み、さまざまな学会にて重職を歴任されてきました。また、国ならびに地方自治体の審議会や委員会にて、委員長、座長などの要職を数多く務められています。
学内でも研究推進社会連携センター長、副学長を務められました。日本技術者教育認定機構(Jabee)による教育プログラム認定(建築・都市環境学系)にも貢献されました。
数多くの研究者・技術者の育成や、本学ならびに我が国の学術の振興と発展、知識普及啓発に尽力された安田教授は3月末で退任されることにともない、最終講義を以下のとおり開催致します。
講義のテーマは「地盤災害の軽減に向けて」です。1964年に発生した新潟地震で液状化が注目を浴びるようになってから、阪神・淡路大震災、東日本大震災、熊本地震まで国内外の殆どの被害調査を行ってこられた経験をもとに、液状化の予測・対策技術はどのように開発されてきたのか、また、住宅地の対策はどうあるべきかを話されます。地震時の崖崩れ、山崩れに関しても1978年伊豆大島近海地震から始まって岩手・宮城内陸地震などによる崩壊のメカニズム、対策の可能性に関して述べられます。さらに、豪雨時における災害として鬼怒川堤防の決壊、台湾における土石流被害なども取り上げられます。

この機会にぜひご取材賜りますよう、ご案内申し上げます。

日時 2018310日(土)13301500(開場1230

会場 : 東京電機大学理工学部 本館 2階プレゼンテーションホール

埼玉県比企郡鳩山町石坂 TEL049-296-0042

(東武東上線高坂駅西口よりスクールバス8分)https://www.dendai.ac.jp/access/saitama_hatoyama.html

■最終講義テーマ 「地盤災害の軽減に向けて」

講演者 :安田 進 教授(東京電機大学理工学部 建築・都市環境学系)

※ご取材の際には、お手数ではございますが返信用紙にご記入の上、FAXにてご返信願います。

<本件に関するお問い合わせ先>
学校法人東京電機大学 総務部(企画広報担当) 担当 本田・秋山
TEL:03-5284-5125/FAX 03-5284-5180  e-mail:keiei@jim.dendai.ac.jp
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