2017.04.17
■システムデザイン工学部・未来科学部・理工学部 対象
一般入試(前期・後期)における「数学満点選抜方式」を導入
■工学部第二部(夜間部)対象 職業付入試「はたらく学生入試」(入学検定料無料)を新設
学校法人 東京電機大学
東京電機大学(学長 安田浩)は、2017年9月に学園創立110周年を迎えます。2017年および2018年には全学的改編(学部、学科新設)を行い、教育・研究の充実を図っております。
さらに、入学者選抜において、優れた才能や個性を有した受験生の可能性を伸ばす多様化への対応の観点から、新しい特色ある入学者選抜を導入、新設いたします。
従来の一般入試では「3教科総合選抜方式」のみの合否判定のため、基礎学力は全体的に底上げされ平均的に優秀な学生が入学してきました。その反面、ひとつの教科に特に秀でているような学生の存在が少なくなり、学生の学力面での多様性が損なわれていることも大学では危機感を感じています。それらの状況を踏まえ、一般入試においても、受験生を多面的に評価し、多様な能力を有する入学生を獲得する一助として、総合理工系大学の本学では、特に「数学」を重要な科目と位置付けていることから「数学満点選抜方式」を導入いたします。この選抜方式の導入により、数学は抜群にできるが従来の「3教科総合選抜方式」では評価されにくかった受験生が本学に入学し,その才能を開花させると共に、他の学生への刺激となることを期待しています。
「数学満点選抜方式」とは、一般入試(前期・後期)において、数学1科目だけでも100点満点(素点)であれば、合格とする判定方式です。従来は、数学・英語・理科(国語)の3科目合計点で のみ合否を判定していましたが、新たにこの選抜方式を追加して合否を判定いたします。ただし、3科目受験は必須となります。
実施学部は、システムデザイン工学部、未来科学部、理工学部の3学部です。
大学進学に関心があり、働きながら就学する学習意欲のある新社会人(高校新卒者)を対象として、本学への入学と同時に、本学の「学生職員」の職を得ることができる本学独自の職業付入試です。昼間働くことで給与が支給され、夜間は工学部第二部で学びます。本入試制度は経済的な事情等で大学への進学が困難であるものの、学ぶ意欲と働く意欲のある新社会人に対して、積極的に支援することを目的にしています。
本制度の趣旨から、入学検定料は無料とします。
実施学部は、工学部第二部(夜間部)です。
東京電機大学 入試センター TEL: 03-5284-5222
以上
<本件に関するお問い合わせ先>
学校法人東京電機大学 総務部(企画広報担当) 担当:本田・秋山
TEL 03-5284-5125/FAX 03-5284-5180 e-mail:keiei@jim.dendai.ac.jp
〒120-8551 東京都足立区千住旭町5番 http://www.dendai.ac.jp/
一般入試(前期) | 一般入試(後期) | ||||
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出願期間 | 1月 5日(金) ~ 1月22日(月) (窓口受付1月23日(火) ) |
2月12日(月) ~ 2月21日(水) (窓口受付2月22日(木) ) |
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試験日 | 2月 1日(木) ~ 2月5日(月) -試験日自由選択制入試- |
2月27日(火) ・ 2月28日(水) -全学部統一入試- |
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合格発表 | 2月12日(月) | 3月 7日(水) | |||
試験教科・科目 | 出題範囲 | 配点 | 出題範囲 | 配点 | |
数学 | 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B(1.数列、2.ベクトル) 数学Ⅲ |
100点 | 数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・B(1.数列、2.ベクトル) 数学Ⅲ |
100点 | |
英語 | コミュニケーション英語ⅠⅡⅢ 英語表現ⅠⅡ (リスニングは行わない) |
100点 | コミュニケーション英語ⅠⅡⅢ 英語表現ⅠⅡ (リスニングは行わない) |
100点 | |
理 科 |
物理 | 物理基礎、物理 | 100点 | 物理基礎、物理 | 100点 |
化学 | 化学基礎、化学 | 化学基礎、化学 | |||
生物 | 生物基礎、生物 | ||||
国語 | 国語総合(現代文のみ)、現代文B |
次の二つの方式で合否を行います。
①3科目合計点から高得点者を選抜する(ただし、各科目の得点(素点)を平準化した点数を用いる)。
②【数学満点選抜方式】数学1科目が100点満点(素点)の者を選抜する(3教科受験は必須)。ただし、工学部のみ数学満点選抜方式は採用しない。
募集学科 | 募集人員 |
---|---|
電気電子工学科 | 若干名 |
機械工学科 | 若干名 |
情報通信工学科 | 若干名 |
出願期間 9月 5日(火)~ 9月14日(木)
第1次合格発表日 9月25日(月)〔第1次書類選考結果〕
第2次選考日 10月 7日(土)
最終合格発表日 10月 13日(金)
以下の条件を全て満たす者
①本学工学部第二部が第一志望であり、勉学と就労を両立させる意欲のある者
②高等学校(中等教育学校)を平成30年3月に卒業見込みの者
③学校教員から本学入学および就職に関する推薦を受けられる者
④第3学年1学期、または前期までの成績に関して、全体の評定平均値が 3.5以上で、かつ、数学、外国語、理科の3教科の評定平均値の平均が3.5以上
①志願票
②学校調査書
③学校教員(学校長または教頭、担任、進路指導のいずれか)の推薦書[大学入学と就職の適性について]
④志望理由書[大学入学と就職について]
提出書類を総合的に評価し、第2次選考対象者を決定する。
以下の試験結果と提出書類をもとに、総合的・多面的評価により合否を判定する。
・小論文 〔60分、100点、800字程度〕
・数 学 〔40分、100点、出題範囲:数学Ⅰ・Ⅱ・A・B(1.数列、2.ベクトル)]
・個別面接〔20分程度〕
①業務内容 各学部・学科実験室等の準備・管理など
②勤務期間 原則単年度契約として最大4年間の勤務が可能
③勤 務 先 東京千住キャンパスの未来科学部・工学部・システムデザイン工学部の各学科
④勤務条件等(変更になる場合があります)
給与 | ・1年次月額 131,130円(平成28年度実績— 週6日勤務の場合) ・1年次年収見込額 1,700,000円(※2) ・賞与および昇給、退職金制度あり ※2 給与は5月支給開始のため、平成29年5月~平成30年3月までの賞与等 を含む、週6日勤務の場合の支給見込額になります。 |
例えば、①経済的な事情などで大学への進学が困難、②できれば高校卒業後は働きたい、③大学で学びたい、と強く思っている方には、学生職員として働きながら、夜間は工学部第二部で学ぶことができるこの制度は、とても適しています。
また、学生職員として働くことは以下のようなメリットがあります。
①仕事が終わってそのまま授業に直行できます。
②職場が大学なので安心です。
③学科の実験室で働いた経験がそのまま自分の将来に役立ちます。
(注)「はたらく学生入試」は、工学部第二部の入学定員における認可申請中のため変更になる場合があります。
以 上