機械システム工学専攻の馮さんが「ICEIM 2020」でBest Presentation awardを受賞

2020.10.02

9月4日から6日にかけてシンガポールで開催された、国際会議 2020 9th International Conference on Engineering and Innovative Materials (ICEIM 2020)において、先端科学技術研究科 機械システム工学専攻の馮庚琰さんがBest Presentation awardを受賞しました。

受賞名
2020 9th International Conference on Engineering and Innovative Materials (ICEIM 2020)
Best Presentation award
受賞者
先端科学技術研究科 機械システム工学専攻  馮庚琰さん(博士1年)
所属研究室
材料力学研究室渡利久規 教授
発表名
Novel Direct Cladding of Magnesium and Aluminum Alloys Using a Horizontal Twin Roll Caster
受賞日
令和2年9月6日
参考
ICEIM 2020

馮庚琰さん(右)と指導教員の渡利久規教授(左)

馮さんは「Novel Direct Cladding of Magnesium and Aluminum Alloys Using a Horizontal Twin Roll Caster」の発表において、横型双ロールキャスターを用いて急冷凝固させた高Al含有マグネシウム合金/アルミニウム合金からなるクラッド材料を一工程で製造するプロセスを開発し、接合したクラッド材の界面の構造を明らかにしました。受賞はこの点が評価されたものと考えられます。また、発表された本論文はすでに学術雑誌Key Engineering Materials (Trans Tech Publications Ltd.)に論文として採択されることが決定しています。
コロナ感染拡大の中でリモートにて参加し、多くの発表の中からBest Presentationに選ばれたことは大変喜ばしく馮庚琰さんには今後のさらなる活躍を期待したいと思います。(渡利久規)