「イノベーション・ジャパン2018」出展(8/30・31)

2018.08.06

東京電機大学はイノベーション ・ ジャパン2018大学組織展示に出展いたします。
2017年度に採択された「文部科学省 私立大学研究ブランディング事業」の実例として、本学研究ブランディング事業の中で実施している「セキュアなIoT医療機器システムの研究開発」に関する4つの研究について展示・発表を予定しています。

日  時:平成30年8月30日(木) 9:30~17:30  8月31日(金) 10:00~17:00
会  場:東京ビッグサイト 西展示棟・西1ホール
主  催:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)、国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
入  場:無料
テ ー マ:セキュアな医療機器 -リモートメンテナンス対応型医療機器でアジアに貢献-
小間番号:U-04

大学組織展示プレゼンテーション: 8月30日(木)15:00~15:20 西1-B会場

大学組織展示 展示内容

シート型センサ・生体情報測定システム(工学部 電気電子工学科 植野 彰規 教授)

ベッドのシーツとマットの間に生体電極シートを敷き、ベッドに横たわる人体の生体情報を、電極・センサを接触・装着させずに取得します。
※開催期間中、本学展示ブースにてデモを行なっています。

バブル型ウォーターパルスジェットメス(理工学部 電子工学系 荒船 龍彦 准教授)

腫瘍切除と機能温存との両立を可能にしたメス。レーザーを駆動源として高速に射出された微量の水は血管や神経を傷つけにくいという特徴を保ちながら腫瘍組織を破砕し取り除きます。

医療データベースにも対応可能なセキュリティ制御技術 (システムデザイン工学部 情報システム工学科 宮保 憲治 教授)

独自の高速暗号アルゴリズムを活用して、データを暗号化・分割・シャフリング・複製し、データ断片を複数のクラウドに、分散保管するネットワーク制御技術です。医療データベースにおいても、高いセキュリティ環境の構築が容易に実現できます。

IoTマシン向け低コスト大量データ転送技術(システムデザイン工学部 情報システム工学科 小川 猛志 教授)

最新の通信サービスであるLPWANと一般ユーザのスマートフォンのリソースを活用することで、屋外に設置するIoTマシンの遠隔ソフトウェア更新やログ情報収集等の大量データ転送を、極めて低コスト・低消費電力に実現する技術を展示します。

イノベーション・ジャパンは大学等の研究成果を展示紹介し、社会実装する目的で、大学と産業界とのマッチングをはかる国内最大規模の展示会です。
大学組織展示は、大学が組織的に実施している研究の成果を紹介し、産業界とパートナーシップを築き、新たな価値の創出を目指すことを目的にしています。
今年度の展示では、大学組織展示のほかに、大学シーズ展示も出展しています。
【大学シーズ展示】
[防災]
・集団移動ロボットの被災地情報収集への応用
 工学部情報通信工学科 鈴木 剛 教授
[ナノテクノロジー]
・機能性ナノ粒子で創るグリーンエネルギー
 工学部電気電子工学科 佐藤 慶介 准教授