第24号 「5つの行動規範」

2010.08.02

私は常々、本学園のことはすべてアニュアル・レポートに書かれている、と言っています。特に、私の考えは、理事長メッセージに要約されています。学長メッセージとともに、教職員は必ず熟読、理解し、日々の教育・研究、業務の指針にして欲しいと思います。

 さて、創立者の廣田先生、扇本先生は常に学生のことを考え、多くの学生に慕われ、感謝されました。大正時代の卒業生の述懐です。
 「母校が今日の大をなしたのは決して偶然ではないと確信する。これ畢竟意気と熱と、生徒に対する慈父の如き愛情との結果である。」
 私は、学校に務める教職員は、常に姿勢を正し、学生・生徒の鏡、さらに父母のようであって欲しいと考えています。今日の私たちも創立者の精神を受け継ぐべく、「5つ行動規範」を掲げていますので、ご紹介します。

<5つの行動規範>
  1.すべてに礼節を重んず
  2.本学は一人ひとりの教職員によって構成される組織体である
  3.額に汗し、努力の結果以外の報酬は受けない
  4.すべての判断尺度は「正しいかどうか」、「公正であるかどうか」である
  5.常に原理原則に立ち、凛然と事を決す

 以上、当然のことではありますが、本学教職員は常に忘れずに行動の指針として欲しいと思います。
 8月は夏休みになります。学生・生徒諸君には、健康に気をつけて、有意義な休みを過ごして欲しいと思います。

☆☆☆理事長メッセージ 第24号(2010.8.2)☆☆☆
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