第22号　「卒業生は母校の誇り」

社団法人東京電機大学校友会の総会が５月22日（土）に東京神田キャンパスの丹羽ホールで開催され、約200名の卒業生が出席されました。総会終了後には、私が新キャンパスについてご報告し、学長からは「東京電機大学のグランドビジョン」についての講演がありました。懇親会も開催され、和やかな会となりました。このように母校を会場にした様々な催しが開催されています。ぜひ多くの卒業生の方に母校を訪れて頂ければ、と思っております。

　さて私は、６月30日（水）に大学１年生を対象にした講義を担当します。「東京電機大学で学ぶ」というこの科目は、１年生が大学を知り、どう学ぶかを考える機会を提供することが目的です。私はこの講義で、特に学生に関心の高い、本学の就職状況の良さと歴史と伝統について触れたいと思っています。つまり、本学の就職状況の良さは、すなわち社会からの高い評価の現われと言えます。その理由のひとつは、時代を越えて受け継がれる「実学尊重」｢技術は人なり｣「学生・生徒主役」の理念に基づく教育にあります。そして何より重要なのは、学園創立以来、約20万人の卒業生が、社会で活躍し、大きく貢献してきたという、揺るぎない実績であると考えています。

　私は、卒業生の一人ひとりが母校の誇りであり、学園の宝であると考えています。学生たちもいずれは卒業していきます。在学中は十分学び、卒業後は諸先輩に負けないよう精一杯、社会で活躍して欲しいと願ってやみません。

☆☆☆理事長メッセージ　第22号（2010.6.18）☆☆☆
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